健康保険の任意継続手続きをスムーズに済ませるポイント

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会社を辞めたら健康保険の変更手続きが必要です。
当然国保でしょ?

 

いえいえ、もう一つの選択肢があるのです。
それは、「健康保険の任意継続」

 

会社にいたころに加入していた健康保険を、
2年間だけ継続できるというシステムです。

 

 

私は先日その手続きをしましたが、
意外と簡単にできました。

 

どんな書類が必要だったのか、
期日やその他諸々の決まりなど、
健康保険の任意継続の手続きについてまとめてみたので、

ご興味のある方はどうぞ。

 

 

健康保険の任意継続のメリットは?

 

比べる

 

健康保険の任意継続の特徴をざっくりまとめると、
次のようになります。

 

  • 退職した会社の健康保険の内容を、2年間継続できる
    (ただし、出産手当金と傷病手当金は除く)
  • 保険料は会社の給料から天引きされていた額のほぼ2倍になる
    (会社と折半していたものが、全額自己負担になる)
  • 2年間保険料が変わらない
  • 年収130万円以下の家族は扶養に入れる
    (例外も含め、いろいろ要件があるので直接確認してみるのがベスト!)

 

 

任意継続だと保険料が倍になるのに、
そのメリットってなんなのよ!?
って思われる方もいるかもしれませんね。

 

 

健康保険の任意継続は、
必ずしも万人にメリットがあるわけではなく、
国保と比べてみてメリットを感じたら選んでねという制度です。

 

 

私の場合は、
保険料が任意継続にした方が安かったということが決め手でした。

 

 

それぞれの保険料の確認方法はいたって簡単。

 

国保の場合は、
お住まいの役所の国民健康保険課で試算してもらえます。

 

任意継続の保険料は、

給料明細に書かれている保険料を2倍すれば概算できます。

 

 

迷っているあなたは、
ぜひ実際に数字を出して比べてみて下さいね。

 

 

 


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「手続きってめんどくさいんじゃないの~」と思っていたら意外と簡単だった

 

びっくり

 

さて、話は本題に。

 

何かとめんどくさいイメージのある言葉「手続き」

 

 

健康保険の任意継続もそうなんでしょ~。
どうせいろいろ書類が必要なんでしょ~と思っていたら、
意外なほどあっさり手続きできました。

 

 

その手続きのステップは以下の通りです。

 

加入する健康保険団体(※私の場合は協会けんぽ)に直接電話して、
手続き方法を聞く
(保険証の隅っこのほうに保険団体の名称が書いてあるので、
そこにめがけて電話しました)

言われた通りに手続きしてみる

終わり

 

 

やはり何事も、
「大元に直接確認してみる」というのが一番近道です。

 

 

ネットで検索したり、
質問投稿サイトで聞いてみたりする方法もあるのですが、

 

結局大衆向けの情報しか分からなかったり、
「たぶんこうなんじゃないですか?」という
不確かな情報しか得られなかったりしますよね。

 

 

私は、「私の手続きの方法」を知りたいんだよ!

 

そんな時はハイ、電話。

 

 

 

特に健康保険なんていう、
収入や扶養家族などの条件が複雑に絡む制度の手続きは、
直接電話して聞いてみたほうが早いです。

 

まさに、餅は餅屋。

 

 

協会けんぽの電話番号一覧ページを載せておきますので、
ぜひ参考にしてみて下さい。

 

>>協会けんぽ全国支部一覧ページへ

 

 

 


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32歳、2人の子持ちの場合はこんな手続きでした

 

私の場合は、
協会けんぽのHPから

 

「健康保険任意継続被保険者資格取得申出書」

 

という、ここは中国だろうかと言わんばかりの漢字だらけの
申請書をダウンロードしました。(下の画像です)

 

(ちなみに、ダウンロード方法が分からない場合は、
協会けんぽ側から郵送してくれます。)

 

任意継続 書類

 

 

そして、印刷して必要事項を記入。

 

シングルマザーで2人の子供が扶養に入りますが、
未就学児の場合は特に証明書は必要ないとのことでした。
(上から6歳、2歳の子供です)

 

<<ここで注意!>>

 

15歳以上の学生の家族を扶養に入れようとすると、
職業の記入欄に通っている学校の名前を記入する必要があるそうです。

 

また、配偶者や祖父母などの、
大人を扶養家族に入れようとするならば、
所得証明の書類が必要になります。(役所にGOですね!)

 

 

 

手続き方法を問い合わせたときに、
「退職した会社から、何かしらの証明書はいるのでしょうか?」
と聞いてみたところ、

 

「特に必要ありません」とのこと。

 

 

絶対何か証明書が要ると思い込んでいたので、
これは意外な返答でした。

 

よくよく考えてみれば、
継続して同じ保険協会に属するということなので、
退職日などの情報はすでに分かっているのかもしれません。

 

 

 

 

・・・ということは、
私が行なった手続きは、

 

ペラ一枚のA4書類に、
必要事項を書き込んで協会けんぽに郵送するだけ。

 

以上。

 

 

 

「7日から10日ほどでお手元に保険証が届きます」

 

とのことでしたが、実際は2週間くらいかかりました。
(土日祝日を除いて7日~10日ということだったのかな?)

 

 

 

ともかく、意外と簡単に手続きがおこなえましたので、
まずは所属する保険団体に直接電話してみるのがオススメです。
「あなたの手続き方法」をしっかりと教えてもらえます。

 

私は後になってからHPなどで手続き方法を調べてみましたが、
ワケが分かりませんでした。笑

 

 

 

これだけは注意して!健康保険の任意継続の決まりごと

 

ダメ

 

健康保険の任意継続は、
希望者全員ができるわけではありません。

 

次のような条件がありますので、
あらかじめチェックしておきましょう!

 

  • 退職した会社にて、かつて2か月以上継続して健康保険に加入していた
  • 退職日から20日以内に手続きすること
    (申請書を郵送する場合は、20日以内に保険団体側に届いていること)

 

 

この2つの条件が満たされていないと、
健康保険の任意継続はできません。

 

さらに、
無事に任意継続できたとしても、
保険料の納付が期限より1日でも遅れた場合には、
即脱退することになります。

 

この辺シビア。

 

 

保険協会側からしてみれば、
退職してもなお居座り続ける任意継続者には、
少し厳しめに対応しようということなんですかね。
(分からん話でもない)

 

とにかく、上記のポイントには注意が必要です!

 

 

 

まとめ

 

スマホ

 

健康保険の任意継続の手続きについて、
参考になりましたか?

 

 

会社がうまいことやってくれる・・・ということはありません。笑

 

 

「自分で」自分に合った手続きの方法を確認して、
やってみるというのが一番近道です。

 

そして、自分に合った情報を得るために大切なポイントは、
「餅は餅屋」

 

 

情報を持っているであろう人物に、
(健康保険の任意継続の場合は、所属する保険団体)
「直接聞いてみる」というのが、

一番早くて確実ですよ。

 

 

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