児童手当の金額 総額でいくら?教育費の何割になるのか!?

この記事は4分で読めます


子どもが生まれてから、中学を卒業するまで受給できる児童手当

 

子どもの年齢やきょうだいの人数によって、受給できる金額が変わってきます。

 

それでは、

総額では、一体いくらになるのでしょうか!?

教育費全体の、何割になるの!?

 

 

よくあるきょうだい構成のパターンを使って、試算してみます!

 

 

 


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児童手当でもらえる金額を確認しよう!

 

まずは、児童手当を所得制限にひっかからずに受給できた場合、子ども1人あたりいくらもらえるのか、確認しましょう!

 

お金

 

所得制限については、こちらの記事で詳しく書いています。
→モヤモヤをスッキリ!児童手当の所得制限 扶養親族の範囲と数え方

→なぬっ!児童手当の所得制限は医療費控除がある!他の控除も総チェック!

 

支給対象年齢支給額(ひと月あたり)
0歳~3歳未満15000円
3歳~小学校修了前10,000円(第1子・第2子)
15,000円(第3子以降)
中学生10,000円

※15歳になって最初の年度末(3月31日)まで支給対象の期間となります。

 

 

上の金額は、ひと月あたりの金額です。

実際に支給されるのは、1年間で3回。

 

2月、6月、10月に、それぞれ前の4か月分がもらえます。

例)6月支給分は、その前の2月から5月分

 

 

私も2人の子どもを育てているので、もらっています。

5歳と1歳なので、4か月分だと2人で10万円。

 

支給される月になると、意味もなく通帳記帳をして、ニンマリしていたりします。笑

 

 

お金大好きなキャラが見え隠れしたところで、早速、児童手当の総額の試算をしてみましょう!

 

 

 

児童手当 中学生までもらったら、総額いくら?

 

ここからは子どもの人数別で、児童手当の総額を計算していきます。

 

所得制限にひっかからずに、児童手当を受給できるケースです。

 

 

・・・とその前に。

 

児童手当では、「子どもの人数」について独特の考え方があるので、まずはこちらをご覧ください。

 

 

 

児童手当での「子どもの人数」とは?

 

きょうだい

 

児童手当は、お金がもらえる対象は15歳(中学卒業)までですが、「子どもの人数」としてカウントされるのは18歳までです。

 

 

ややこしいので、例を挙げますね。

 

例えば、3歳、8歳、16歳、19歳の、歳の離れたきょうだいがいたとします。

 

この場合、19歳は「子どもの人数」としてカウントされず、16歳が1人目、8歳が2人目、3歳が3人目、とカウントされます。

 

きょうだいが多い場合は、ここは注意するポイントですね!

 

 

それでは、よくあるきょうだい構成の例で、児童手当の総額を試算していきましょう!

 

 

 

一人っ子の場合

 

子供

 

0歳から3歳まで
15000円×36か月=54万円

 

3歳から小学校修了前まで
10000円×108か月=108万円

 

中学卒業(15歳になり、最初の年度末)まで
10000円×36か月=36万円

 

一人っ子の児童手当の総額
198万円

 

 

 

子どもが2人の場合

 

2人きょうだい

 

一人っ子のケースが2人分と考えればいいので

 

子ども2人の児童手当の総額
396万円

 

 

 

子どもが3人の場合

 

3人きょうだい

 

3人目は児童手当の額が、上の2人より多くなります!

 

表でもう一度おさらいしましょう。

 

支給対象年齢支給額(ひと月あたり)
0歳~3歳未満15000円
3歳~小学校修了前10,000円(第1子・第2子)
15,000円(第3子以降)
中学生10,000円

※15歳になって最初の年度末(3月31日)まで支給対象の期間となります。

 

 

3人目は、3歳から小学校修了前までの期間も児童手当が減額されないので、

 

 

0歳から小学校修了前まで
15000円×144か月=216万円

 

中学卒業(15歳になり、最初の年度末)まで
10000円×36か月=36万円

 

3人目の総額
252万円

 

子ども3人の児童手当の総額

396万円+252万円
648万円

 

となります!

 

 

 

チリも積もれば山となる!

 

15000円や10000円をチリとは言いませんが 笑

例えると、こういうことですね!

 

 

 


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子どもの教育費はぶっちゃけどれだけかかるのか!?

 

児童手当って、使わずに貯めておいたら結構な金額になる~!!と、なんだか気持ちが明るくなりますよね。

 

貯金

 

しかし、油断するなかれ!!

 

子ども一人にかかる教育費は全体でいくらになるか、確認しましょう!

 

 

幼稚園

小学校

中学校

高校

大学

 

と、オール公立で進学した場合、約1000万円かかるというデータが発表されています!(文部科学省「子どもの学習費調査」より)

 

 

さらに、高校と大学が私立だと、約1400万円

オール私立だと、約2000万円

 

大学生ともなると、一人暮らしをして、親が仕送りをしたりしますよね。こんな場合は、さらにプラス400万円です。

 

金欠

 

児童手当は、固く見積もって、教育費の1~2割ぐらいを担ってくれるのかな?というイメージをしておいたほうがいいかもしれませんね!

 

 

そして、国の制度自体がいつ変わるかも分かりませんから、今回試算をした金額が、絶対にもらえるという保証もありません。

 

ご利用は計画的に!ならぬ、積み立ては計画的に!!

 

 

人の親になると、これまでになかった長期的な目線が必要になりますね~!!

 

 

 

まとめ

 

リアルなお金の話を展開してきました。笑

 

児童手当の総額についておさらいです!

 

お金

一人っ子の児童手当の総額
198万円

 

子ども2人の児童手当の総額
396万円

 

子ども3人の児童手当の総額
648万円

 

児童手当の金額は、子どもの教育費全体の1~2割程度を占める

 

子どもの教育費のイメージが固まってきたところで、私たち親がやるべきこと!

 

それは、しっかり稼いで子どもに質のいい教育を!!これに尽きます。

 

頑張る大人

 

これは持論ですが、何も教育とは、学校の勉強だけにあらず。

世の中にかかわること全てが勉強です!!

 

世の中の接点を増やしてあげる、つまり、いろんな経験をさせてあげるためには親の(資金)力が必要ですね。

 

 

政治が悪い、不況のせいだとか言ってる場合ではなく、子どもの為に親ができること。今一度考えていきたいですね。

 

 

 

児童手当については、こちらの記事もあわせて読むとより詳しく知ることができます!

→モヤモヤをスッキリ!児童手当の所得制限 扶養親族の範囲と数え方

 

→なぬっ!児童手当の所得制限は医療費控除がある!他の控除も総チェック!

 

 

 

子育てに関するまとめページでも、いろんな情報を仕入れてみて下さいね~。

→子育てって疑問がいっぱい!こんなことが気になりませんか?記事まとめ

 

 

 

 

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