子供が学校に入学すると、
さも当たり前のように出てくる言葉「PTA」
PTA総会が~・・・
PTA役員が~・・・
PTA行事が~・・・
子育て中の親同士の会話に何の気なしに出てきますが、
そもそもPTAって何?
という疑問が湧いてしまいます。
私の中では、
「学校運営を円滑にするための親と先生の組織」
くらいの認識しかないのですが、
実際のところどうなの?
PTAの意味や活動内容など、
いろいろ調べてみました。
PTAって何の略?どういう意味?
「PTA」とは、
Parents (ペアレント)→親
Teacher (ティーチャー)→教師
Association (アソシエーション)→団体・協会
の略語です。
親と教師の団体。そのまんまですね。
では、PTA(親と教師の団体)がある意味とは?
という疑問についてです。
各学校で組織された、
保護者と教職員による社会教育関係団体のことである。
※ウィキペディアより
児童、生徒の親と学校の教師が協力して
教育効果の向上をはかることを目的とする学校単位の組織。
※コトバンクより
ふむふむ。なるほど。
小難しいので言いなおしてみようと思います。
PTAとは、
- 親と教師が協力して、子供に世の中のルールや傾向を教えていく組織
- 親と教師が協力して、子供が学力を付けるために手助けをする組織
こんな感じでしょうか。
それが学校単位であるということです。
「親と先生が協力して」というところがミソですね。
どちらか一方だけだと意見に偏りが出たり、
はたまた集団心理が働いて相手を敵視してしまったりしそうです。
立場の違う者同士が一つの団体にまとまっていることによって、
中立性が保たれるようになっているんですね。
(議会とか国会の縮図のようだな・・・!)
なにがともあれ、子は宝。
その学校にかかわる大人がみんな協力しあって、
子供の生活を応援しようよ!
というのがPTAの意味なのです。
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PTA活動って具体的に何するの?
PTAの意味が分かったところで、
次に実際にどんな活動をするの?というお話です。
PTAはひとつの「組織」なので、
役割分担(役員)があり、その役割によって活動内容が違ってきます。
役割分担は各学校によって様々です。
例として組織図のモデルケースを作ってみました。
こんな感じ↓
PTA会長
PTA全体の運営責任者です。
総会の司会、学校行事の際のスピーチなどをおこないます。
PTA副会長
会長の補佐的役割です。
書記
PTA役員の集会の議事録などを取ります。
会計
PTA会員から集めた会費を管理し、総会で収支報告をします。
広報
PTAの活動報告、各種行事にかかわる連絡を、
広報誌やプリントを作成しておこないます。
会計監査
PTA会費が正しく使われているかどうかを監査し、
総会で報告します。
学年委員
各学年・各学級のPTA会員のリーダーです。
学年・学級ごとの運営を取り仕切ります。
スポーツ・レクリエーション委員
運動会やマラソン大会など、
スポーツ関係の行事の運営補助をします。
環境整備委員
学校周辺の美化活動、危険個所の見回りなどをおこないます。
文化委員
文化祭やPTA主催の文化行事(講演会)などの運営補助をします。
交通安全委員
登下校時の安全確保や交通安全教室などの運営補助をします。
その他の会員
上の役割に当てはまらなかった保護者などのことです。
各種行事で協力できることがあればその都度協力します。
学校によって役員の名称は様々です。
保護者1人(特に役員)にかかる活動の負担を小さくするために、
もっと細かく役割分担されているところもあるでしょう。
役員じゃないから何もしなくていい!セーフ!
というワケではありませんね。
その学校にかかわる大人がみんな協力しあって、
子供の生活を応援しようよ!
というPTAの意味を考えれば、
仮に「その他の会員」になったとしても、
PTA活動に参加しているという意識は持ちたいものです。
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PTA加入問題・役員問題。結局はコミュニケーションだよね。
PTAと聞くと、
何かと話題にのぼる2つの問題。
- 任意加入なのに説明なしかよ!問題
- 役員は誰がするの?問題
実は私も最近知ったことなのですが、
PTAは学校に属さない独立した組織であり、
しかも加入が任意なのです。
それを前もって説明していないケースが多く、
あとからトラブルになるのだとか。
(会費を返せ!とか、任意加入なら入ってなかった!とか)
そして、役員決めにもトラブルの種が。
- 役員の仕事が多すぎて誰もやりたがらない
- 役員を断るなら、保護者全員の前でその理由を言わなければならない
PTAについてちょっとググってみただけで、
出るわ出るわ数々のトラブル事例。
も~怖いよ~。集団心理。
結局この2つの問題は、
「大人がみんな協力しあって、
子供の学校生活を応援しようよ!」
というPTAの存在する意味が置いてけぼりになってますよね。
PTA活動から本来の意味が抜けて、
ただの「去年の活動の繰り返し」になっているのなら、
それを保護者のライフスタイルに合わせて修正していくのが、
賢いオトナとちゃうかな?
子供には「クラスのみんなと仲良くね!」
って言うのならば、親もそうしないとね。
口だけオトナになっちゃいますよ。
・・・と、
思ってみたのでありました。
結局はコミュニケーションですよね。
親もそれなりに必死だろうけど、
一番頑張ってんの子供だから!
まとめ
PTAって当たり前のように聞くけど一体何なんだろう?
今一度まとめてみます。
PTAって何?
- 大人がみんな協力しあって、子供の学校生活を応援しようよ!
という意味のもと結成された親と教師の団体。 - 学校からは独立した団体で、任意加入。
- 活動内容は集会からイベント運営まで様々。
基本的には「子供の学校生活を円滑に、安全にするため」のもの
PTAがただの「去年の活動の繰り返し」になっているところは、
- 任意加入だけど強制加入のようになっているところもある
- 役員決めでトラブルがあったりする
学校によって状況は様々でしょう。
しかし、
子供の生活を応援したい!という気持ちはみな同じ。
それを念頭に置いておけば、
前向きな活動ができるんじゃないの?
という結論に、私は至りました。
あなたはどうですか?
PTA活動といいのは人によっては大変だと思いますよ。一度やると来年も自動的にさせられる場合が
ありますよ。前の妻がそうでした。子供のことを考えるのが一番ですね。
自分はやったことがないので、なんとも言えませんが、あなたの記事を見てちょっと考えさせられました。
サーターアンダギーさん
学校によって事情はいろいろですね!
私の記事に対して考える時間を割いていただき光栄です!