離婚率を年齢別に見たところ、あることに気付いてしまった。

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離婚

年中芸能ニュースを賑わす話題である「離婚」
最近も、よくワイドショーなどで目にしますよね。

 

あの熟年おしどり夫婦が!?
人気女優が泥沼離婚!?
「やっぱりそうなると思ってたのよ」ご意見番がバッサリ!

 

 

まぁ毎回言いたい放題ですわな。笑

 

踏み入っちゃいけないプライベートゾーンが垣間見えるとなると、人間好奇心がむき出しになるもので、メディアに「離婚」の文字が躍るたびにお祭り騒ぎです。

 

 

 

さて、近頃離婚率の上昇が問題になっていると言われている日本。

 

かくいう私もバツイチなので、全然人のことを言えないのですが、笑
その年齢別データというものがちゃんと統計で出されています。(おそらく景気との関連付けや、生保業界の資料として使われるのでしょう)

 

 

 

その年齢別のデータを見て、
”景気が悪くなったから”
”価値観の多様化が進んだから”
というような、

 

すでに出ている一般的な見解とはまた違った考えが浮かんだので、つづっていきたいと思います。

 

 

 


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年齢別離婚率のデータを見てみよう

 

厚生労働省がデータ化している年齢別離婚率データは次の通りです。(上から男性・女性の順)

 

年齢別離婚率 夫
年齢別離婚率 妻
※厚生労働省「離婚に対する統計」より引用

 

 

この「離婚に対する統計」は、10年に1回くらいの頻度でしかこうしてデータをまとめていないようで、平成20年からのデータはまだありませんでした。

 

 

グラフの縦軸がちょっと分かりづらいのですが、結婚している人数1000人に対して何人離婚しているか?という見方です。

 

100人当たりではないので、パーセンテージに直す際にはちょっと注意が必要ですね。

 

 

 

このデータから、読み取れること。

どこかで聞いたことのあるような表現をすると、

 

  • 10代から30代前半の若い世代を中心に、離婚率は上昇してきています
  • 結婚というものに対して、若い世代を中心に意識が希薄になってきています
  • 経済回復の鈍化による金銭的な問題、できちゃった結婚の増加、価値観の多様化がこうした傾向を生むと言えるのではないでしょうか?

 

という感じですね。
う~む、由々しき問題です。(人のこと言えない)

 

 

 

先に言っておきますが、これ以上小難しいハナシはしません。

 

それについては、国のデータや分析好きな方の情報で十分見れますので、そちらをご参考にしてください。

 

 

 

ここからは、このデータをみて感じた超個人的な見解を書いていこうかと思います。

 

 

 


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選択肢に気付いてしまった&みんなやってるから理論

 

離婚

 

さて、若い世代を中心に、離婚率が高いことが上のデータで丸わかりになりました。特に平成に入るくらいからの伸びが凄まじいですね。

 

 

ではなぜこんなことが起きるのだろうか??
と考えてみた結果、

 

性格の不一致とか、国の経済が背景となる金銭的な問題とか、離婚理由はいろいろあるにせよ、大きな要素として次の2つがあるんじゃないかな~と思ったのです。

 

 

  • 情報量の増加で選択肢に気付いてしまった
  • 「みんなやってるから」の安心感(集団的心理)

 

 

どういうことか詳しく解説します。

 

 

 

情報量の増加で選択肢に気付くとは?

 

気付く

 

当たり前の話なんですが、昔(親の世代とイメージしてもらえば結構です)に比べて、今は溢れんばかりの情報が飛び交っていますよね。

 

で、世代が若くなればなるほど、その情報をキャッチしたり拡散したりする能力が長けている傾向があります。

 

 

スマホ、パソコン、タブレット、テレビ、雑誌、ラジオ、新聞、街頭ビジョン、チラシ・・・

 

起きているほとんどの時間を、情報にさらされている時代になりました。

 

 

 

そうなると、必然的に入って来る情報量が増えてきます。

 

特に有名人のゴシップネタは強力なインパクトがありますし、同時に拡散力もスゴイ!

 

 

「〇〇&△△がまさかの離婚!」
なんていうニュースは、たちまちどのメディア中でも扱われます。そして、人によっては1日に何回も見る・・・。

 

 

スマホのニュースでも「離婚」
テレビのワイドショーでも「離婚」
週刊誌でも「離婚」
新聞の芸能ニュース欄でも「離婚」

 

 

こうやって、何回も「離婚」の話題に触れていたら、夫婦関係で悩んでいる当事者の中には、

 

「離婚という選択肢もアリだな・・・」
と、感化される人も出てくるのではないでしょうか?

 

 

 

昔から「離婚」という選択肢はありました。

 

しかし、今ほどその選択肢に触れる(ことによって気付く)ことは少なかったように思います。

 

 

欲しい情報がすぐ手に入る、超便利な世の中になりましたが、こういうサブリミナル効果も生むような気がします。

 

 

 

みんなやってるからの安心感とは?

 

連帯感

 

これに関してはタイトルそのまんまです。笑
わざわざ難しく言うと「集団的心理」ってやつですね。

 

 

赤信号・みんなで渡れば・怖くない(世代バレる!)

 

が象徴するように、みんながやっていることは自分も安心してできちゃうんですよ。

 

 

 

思い起こせば私が離婚したときがそうでした。

 

実の両親に離婚について相談したときに、
「今は4組に1組が離婚する時代だから大丈夫だ!」
という、今になって冷静に考えれば、何が大丈夫なのか全然不明な励ましをもらいました。(両親も必死だったんだと思います)

 

 

しかし、その言葉を受けた瞬間に、なんだか肩の荷がスーッと降りて、楽になった感覚を覚えています。

 

 

 

「みんながやっている」というパワーは、直面してみると想像以上に強力です。

 

 

「俺やります!」
「じゃあ俺も!」
「俺も!」
「俺も!」
「どうぞどうぞ」

 

は実際にあります。笑

 

 

若い世代の離婚率の上昇に当てはめて考えると、

 

 

情報量の増加で離婚の選択肢を持つ人が増える

実際に離婚する人が増える


SNSなどで一般人の離婚の情報が流れる


情報量の増加で離婚の選択肢を持つ人が増える


実際に離婚する人が増える

 

という、いわばスパイラルのようなものが起こって、年齢別離婚率に影響しているんじゃないかな~と思います。

 

 

 

あえてまとめない

 

ニュース

 

いつもであれば、記事の締めとしてまとめを書くところなのですが、今回はあえてまとめないでおこうと思います。

 

こんなデータがあって、こんな個人的見解を書いた人間がいますよってところで終わりにします。

 

 

あえて言うならば、(言うんかい!)

 

情報には確かな「影響力」があるので、受け取る際には、いったん自分の好みの固さに噛み砕く必要がありますね。

 

ということです。

 

 

 

こちらの記事も参考にどうぞ↓

 

>>バツイチ子持ちの女性が恋愛に目覚めるための6つのハードル

 

>>何歳まで!?気になる母子家庭手当の「期限」とは

 

 

 

 

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