こども保険とは?詳しく説明!子育て支援政策に感じる違和感の正体

この記事は5分で読めます

子供の手

2017年の春ごろから、ちょくちょくニュースで見かける「こども保険」という政策。自民党の某議員が推してますよね。

 

一体どんな政策なのよ?と、子持ちの母としては気になります。

 

「保険」って言う語感と、政府が進めているという具合から、確実に「徴収される」イメージがあるこども保険。

 

一体どんな仕組みなのか?詳しくまとめてみました。

 

 

 


スポンサーリンク




 

こども保険とは?目的は何?

 

こども保険の目的を一言で言うと、「保険料という名目で国民から少しずつお金を集め、現在の子育て支援をさらに充実させる」というものです。

 

ここで言う子育て支援とは、子育て世帯に給付されている児童手当を増額するということです。

 

 

こども保険が計画された背景には、日本の子育て支援(子どもがいる家庭にモノやお金を支給すること)が、他の国に比べて手薄だと問題になっていることが挙げられます。

 

内閣府のデータ(家庭支援に対する財源が、国のGDPの何%か?を示したもの)↓

 

内閣府データ

 

 

 

こども保険が実現すると、誰がどんな負担をするのか?

電卓

 

こども保険のお金を誰が負担するのか?現在出ている案(2017年10月時点でまだ決定ではない!)を簡潔にまとめると、次のようになります。

 

  • 働いている社会人(自営業者も含む)と企業にそれぞれ負担してもらう。
  • サラリーマンの場合、まずは毎月お給料の0.1%を徴収(厚生年金や健康保険と同じく天引き)雇い主も同じ金額を出す。
  • 自営業者の場合、毎月の国民年金の額にプラス160円上乗せして支払い。
  • 働いている社会人に子供がいてもいなくても負担してもらう。

 

 

上の0.1%という数字はあくまでも「スタート時」です。

 

ゆくゆくは保険料を、従業員と企業は0.5%ずつ、自営業者には月830円まで引き上げて、年間で1兆7000億円の財源を確保することを目指しています。

 

 

 


スポンサーリンク




 

こども保険が実現すると、誰がどんな恩恵を受けられるのか?

家族

 

こども保険で集められたお金の恩恵を受けられるのは、もちろん子育て世帯です。

 

さらに詳しく言えば、0歳~小学校修了までの子供が今受けている児童手当の金額に、ひとり当たり月5000円を上乗せするというカタチが計画されています。(保険料が0.1%の場合)

 

保険料が0.5%になると、月25000円が上乗せされる計算になります。

 

ちなみに、中学生以上の子供は対象外です。

 

 

シュミレーション表(金額は子供ひとり当たりの月額)↓

 

子供の年齢 現在の児童手当の額 児童手当+こども保険(0.1%パターン) 児童手当+こども保険(0.5%パターン)
0~3歳未満 15000円 20000円 40000円
3歳~小学校修了

第1子・第2子→10000円

第3子以降→15000円

第1子・第2子→15000円

第3子以降→20000円

第1子・第2子→35000円

第3子以降→40000円

中学生 10000円 10000円 10000円
所得制限以上 5000円 10000円 30000円

 

上のシュミレーション表通りに計画が進むと、幼稚園や保育園にかかる毎月の料金(平均して2~3万程度)を児童手当+こども保険でまかなえることになります。

 

だから、幼稚園や保育園は「実質無料(無償化)」だよね!という、大手携帯キャリアのうたい文句みたいなことが実現・・・が、こども保険です。

 

 

・・・と言いつつ、こども保険がいつから始まるかはまだ未定です。まだまだ国会で議論されている段階です。

 

 

 

こども保険は今のところ賛否両論

丸とバツ

 

こども保険は「社会全体で子育てを支援して国を発展させる」という考えのもと、提案されている政策です。

 

子供はその国が栄えるためには大事な存在だから、大人がみんな協力して子供の未来に「投資」しよう!という高い志がベースにあります。

 

 

しかしながら、実際には「はぁ?」と考える人もたくさんいるわけで。

 

例えば、

 

「なんで子供がいない社会人も保険料を負担しなきゃいけないの?」
「消費税も年金も負担が増えているのに、まだ現役世代からむしり取るつもり?」
「本気でお金かかるの中学からなんですけど!」

 

という意見の人もたくさんいます。

 

 

確かに、こども保険の基本の仕組み(働いている人から徴収する)は、なんで現役世代ばかり!?しかも子供いない人まで!?お年寄りは!?という不公平感を、まず初めに感じるでしょう。

 

でもって、子どもが小さいうちは多くの金額を受けられるけど、進学でお金が本格的に必要になる時期には支援が手薄・・・という、タイミングの悪さも違和感を覚えます。

 

 

専門家の間では、”社会全体で”と表現するなら「保険」じゃなくて「税」と表現すべし!みたいな、言葉のニュアンスを巡る意見もあったりして。(そこ?みたいな)

 

 

何か新しいものが提案されて変化の予感がすると、YESとNOが入り乱れて混乱するのは世の常ですね。(こども保険にいたってはNOの方が今のところ優勢)

 

 

 

こども保険がどうして違和感を感じるのか?イチ母目線で考えてみた

個人個人

 

たぶん予想ですけど、多くの良識ある大人は「社会全体で子育てを支援して国を発展させる」という理念には賛成だと思うんです。

 

子供が少なくなったり、お金が足りないことが理由で十分な学びが得られないこと。それが原因で国全体の産業レベルが下がれば経済は停滞するし、極論を言えば国がなくなる・・・ってことも分かってるはず。

 

 

だけど、こども保険になんとなくNOなのは、

 

  • 自分の意志とは無関係に無理やり保険料を取られる感
  • 徴収されたお金は結局何に使われてるのか見えない

 

っていう2点が引っかかるのではないか?と思います。

 

仮にこども保険が実現したとして、子育て世帯に渡ったお金が親のパチンコ代とかに消えてたら、たまったもんじゃないですからね。

 

 

私は政治家ではないし、評論家でもないので専門的な話を交えての考察はできません。

 

ですが、イチ母として思うことは、未来の子供に対する「投資」は、もっと「参加してる感」があってもいいような気がします。

 

 

じゃ、今月から給料の0.1%を問答無用で徴収しまーっす!えぇぇーーー!!??

 

みたいな感じじゃなくて、自ら率や金額を選べる「寄付制」にするとか。(高齢者含む全オトナが対象・手続きはめっちゃ煩雑になりそうですが)

 

もちろん子供の未来になんて興味ないわ!っていう人も悲しきかな一定数いるはずなので、「寄付しない」という選択肢もある・・・という感じで。

 

 

そして、お金集めただけであとは音沙汰なし!というのも詐欺みたいな話なので、「毎月都道府県別にいくら集まって、こんな子供のこんなことに使われました!」という報道が定期的にあるといいですよね。

 

暗いニュースばっかり流してないで。

 

 

人はよっぽど切羽詰まってない限り、基本的に社会貢献したいという気持ちはあるはずです。じゃなかったら、災害が起きた時にあれだけ支援物資とか集まりません。

 

なので、そんな社会貢献したいという気持ちを引き出すようなカタチで「こども支援」ができたら、いいですよね。

 

 

 


スポンサーリンク




 

まとめ

親子

 

こども保険とは「保険料という名目で国民から少しずつお金を集め、現在の子育て支援をさらに充実させる」という政策です。

 

今のところ(2017年10月)はまだ実現する時期は決まっていません。

 

政策の内容を詳しくひも解いていくと、

 

  • 働いている社会人(自営業者も含む)と企業にそれぞれ負担してもらう。
  • サラリーマンの場合、まずは毎月お給料の0.1%を徴収(厚生年金や健康保険と同じく天引き)雇い主も同じ金額を出す。(最終的には率を0.5%に上げる)
  • 自営業者の場合、毎月の国民年金の額にプラス160円上乗せして支払い。(最終的には830円に上げる)
  • 働いている社会人に子供がいてもいなくても負担してもらう。
  • 集めたお金は、0歳~小学校修了までの子供が今受けている児童手当の金額に、それぞれ上乗せするカタチで配分していく

 

というものになります。

 

 

まだまだいろんな課題が山積みになっていて、実現までの道のりは遠そうです。

 

イチ母としては、こども保険に限らず、もっと柔軟に「子供の未来への投資」が考えられるようなやり方が実現するといいな・・・と思うのでありました。

 

 

こちらの記事もあわせてどうぞ↓

 

>>選挙で誰に投票していいのか、時間も情報もなくて分からない人へ

 

>>PTAって何?一体何するの?子供が入学したら知っておきたい話

 

>>育児中、なぜ旦那にイライラする?シングルマザーが冷静に考えてみた。

 

 

 

 

スポンサーリンク

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 

関連記事

  1. ゴキブリ
  2. カップケーキ
  3. ハート
  4. 投票用紙
  5. 勉強

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

日本語が含まれない投稿は読めませんのでブロック対象となります。ご注意ください。

このサイトについて

、、、

学校でも、社会でも教えてくれない世の中の疑問を

ポジティブバツイチささえみが

独特の視点で説いていきます!!

ささえみのアクの強いプロフィールはこちら

当サイト人気のカテゴリーはこの4つ!

社会人なら知っておきたいマネーとマナーの知識まとめ

 

えっ!そうだったのか!?日本の習慣の由来ウソ、ホントまとめ

 

子育てって疑問がいっぱい!こんなことが気になりませんか?記事まとめ

 

しんどい思いはもうこりごり!病気になりにくい身体をつくる!今すぐできる習慣まとめ

 

記事一覧はこちら↓

もくじ