「禁煙」と言うと、
なかなか続かない・・・自分との戦いだ!
みたいなイメージがありますよね。
実は私の周りに、35年間、毎日1箱のタバコを吸ってきたのに、たった2日で禁煙できた人がいます。
その人がおこなった禁煙の方法が、とてもユニークだったのでここで紹介してみたいと思います!
最初にお伝えしておきますが、禁煙パッチとか、ガムとか、禁煙外来とか、一般的に良く知られている方法ではないです。
もっと、根本的な部分に働きかける禁煙方法です。
それではどうぞ!
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名付けて「ショック禁煙方法」!
冒頭で紹介した禁煙に成功した人というのは、何を隠そう、私の父です。
父はそれまで、たとえ目の前に子供がいようが、みんなで食事中であろうが、お構いなしにタバコを吸う人間でした。
マジで迷惑でした。笑
それが、あることをきっかけに、ピタリとタバコを吸わなくなりました!
何がきっかけだったかというと・・・
風邪を引いた時がチャンス!?
父がタバコをやめたきっかけは、「喉の風邪」でした!
その時、まわりで流行っていた「1週間以上しつこく咳が出る風邪」にかかったのです。
ご飯を食べている最中も
ブホッブホッ!!
とむせて、まともに食べられないくらいでした。超ストレスを感じている父。
そのストレスを発散するために、いつも以上にタバコの本数が増えます。
しかし今度は、タバコの煙で咳が出る!
またストレスを溜める父。
ムシャクシャを静めるためにタバコに火をつけます。
そしてまた煙でむせる・・・。
イラつく父。そしてタバコ→むせる
周りから見ていると、可哀相なんだけどちょっと面白い、「無限ループ状態」に陥りました。笑
そのうち父は
「何でこんな苦しい思いしてこんなもん吸っているんだろう・・・」
と思ったそうです。
そう思った瞬間に、タバコがすごく不味く感じてそれ以来ピタリと吸わなくなりました。
今まで美味しい美味しいと感じていたタバコ。
それがまるで魔法が解けたように、正反対の「不味い!!」を感じたショックで禁煙に成功しました!
というワケで、ショック禁煙方法なのです。
事実、体調の悪い時にタバコを不味く感じるという喫煙者は多いです。
タバコをやめたいけどなかなかやめられない~とお悩みの方は、風邪を引いたときにむしろ積極的に吸ってみるといいと思います。
余計体調が悪くなったらどうするんだ!と言われそうですが、タバコを吸い続けていること自体身体には十分悪いので、今更ですか?と私は言い返しますよ!
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とにかく食べ物がめっちゃ美味しいらしい
さて、ひょんなことから禁煙に成功した父。
あれから半年たちましたが、1本も吸っていませんし、吸いたいとも思わないようです。(追記:2年経ちましたが吸ってません)
そして、何より食べ物がとても美味しいらしい!
特に白米!
別に新米でもなんでもない普通のお米なのに
「コレ新米やろ!甘い!ウマい!!」
と言って食べています。
「35年もメシの本当のウマさを知らなかったなんてなんて損してたんだろう・・・」
と漏らしていました。
よかったね、父。笑
美味しいものには裏がある!?
「愛煙家」という言葉があるくらい、好きな人にとってはやめられないタバコ。
吸っている方は当然ご存知だと思いますが、タバコには税金がかかってますよね。
タバコを吸うことは、他の人より多く国に税金を納めていることになりますね!
試しに試算してみましょう。
よく知られている銘柄である「メビウス」の2016年7月時点での税金の額は、1箱440円中、276.9円です。
なんと62.9%が税金!!
それを1日1箱、365日吸ったとすると・・・
440円×365日=160,600円
160,600円×62.9%=約101,017円
タバコを吸わない人と比べて、年間で約10万円多く国に税金を納めていますね!
これをどう思うかは人それぞれですが、ひとつ言えることは、美味しい(そしてやめられない)ものには裏があるってことですね。
お酒もしかり。
タバコに限らずの話ですが、ものごとの「裏」の部分を知っているか知らないかで、判断する選択肢の数が違ってくると思います。
世の中の情報は、私たちのもとへ下りてくる前に、いろんな脚色がされてとても魅力的に見えるようになっています。
その脚色の部分に隠された「裏=本質」の部分をしっかり見極めて、自分の判断に活かせる大人になりたいな~と父の禁煙をきっかけに感じたのでした。
あなたは、どう思いますか?
こちらの記事もあわせて読むと、知識が増えて健康になれるかもしれません!
→しんどい思いはもうこりごり!病気になりにくい身体をつくる!今すぐできる習慣まとめ
→これがニコチン依存症の症状だ!10個のチェック項目 何個当てはまる?
お父さんのようにちょっとしたきっかけで,全面的な禁煙にいたる人もいます。また,断続的に禁煙をコントロールできる人もいるようです。しかし,一般的には禁煙には相当なエネルギ-が必用になります。
私はなんとなくタバコを止めることに決めて,ずるずると20年ほど続けています。時々,タバコを吸っている夢をたまに見ますし,タバコを吸うときに使う筋肉が,ぴくぴくと反応するときもあります。
タバコの依存性は強力です。最初から手を出さないに限ります。最近,若い女性が喫煙をする姿が目につくようになっていますが,禁煙の難しさを考えると,心配でなりません。
コメントありがとうございます!
そうですね。別の記事でも書きましたが、ニコチン依存症は、
今や禁煙外来という専門分野ができるくらい、強力なものですものね。
若い人たちの中には
大人の象徴や、ファッションの一部のようにとらえて
タバコに手を出してしまう人が多いと思いますが、
ぜひ10年後の自分の身体のことを考えてほしいと思いますね。
また、自分ではコントロールが効かなくなるものに、
「節度を守って吸いましょう」みたいな注意書きが書いてあるのも、
なんだかな~とモヤモヤしてしまいます。