いや~なカビは色とりどり!種類と身体への影響を知ろう

この記事は6分で読めます

恐怖

ジメジメが続く季節になると、
決まって悩まされるのが家の中のカビ!

 

お風呂場に生えたり、食べ物に生えたり、押し入れに生えたり・・・
もうやりたい放題ですよね!

 

 

黒っぽいのやら、青っぽいのやら、白っぽいのやら、
そんなに色で主張せんでもいいやん?

 

 

・・・というか、
生えてしまったカビの色を見て、
この色は一体どんなカビの種類で、どんな特徴があるのだろうか・・・?
なんて、気になったりしませんか?

 

 

色別でみるカビの種類や特徴、
一番気になる身体への影響などをまとめてみました!

 

※カビの画像が出てきますが、
気分を害するとアレなので全体的にぼかしてあります。

 

 

 

お風呂に生える黒いカビ・ピンクのカビの正体

 

四角い空間を丸く掃除するズボラな私が、
よく遭遇するのがコレ!

 

気が付けばお風呂のゴムパッキンや隅っこの方に、
黒いあいつとピンクのあの子。

 

 

お風呂に発生する黒いカビピンクのカビ
これの正体に迫ります。

 

 

 


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黒カビの特徴と身体への影響

お風呂 黒カビ

 

お風呂に生える黒カビの正体は、
主に「クラドスポリウム(学名)」という種類のもの。

「クロカワカビ」とも呼ばれたりします。

 

学名と言い、色と言い、ビジュアル系か!
(ビジュアル系のファンの方どうか怒らないでください)

 

 

湿度大好き!なカビで、
お風呂以外では結露した窓のサッシや、
水分のたまったエアコンの内部にもいたりします。

 

その中でもお風呂は絶好の場所というワケ。
黒カビにとってお風呂はニューカレドニアやね!
(=天国に一番近い島)

 

 

カビ毒(カビが代謝して空気中に放出する害のある物質)は、
主なカビの種類の中でも少なめです。

 

それでも人間が体内に取り入れると、
アレルギーや喘息の原因になることもあります。

 

 

 

<見つけたらどうする!>

なる早で取りましょう!

 

表面にうっすらと生えた程度なら、
アルコール系の消毒剤や、重曹とお酢などを使えば取れます。

 

 

パッキンやタイルの目地にガッツリ根付いてしまったものは、
酸素系漂白剤や市販のカビ取り剤のように、
強力な洗剤が必要になります。

 

お風呂のカビ取りについては、
こちらの記事も参考に!↓

>>重曹でお風呂掃除!カビはマジで取れるのか検証した結果

 

 

<予防するにはどうすれば!?>

お風呂の黒カビを生やさないためには、

  • こまめに隅々まで掃除する(←戒めのために文字大き目)
  • 湿気がこもらないように換気
  • 水分はなるべくふき取る

 

この3点です。

 

めんどくさ・・・
家事力が試されますね!

 

 

 

ピンクカビの特徴と身体への影響

お風呂 ピンクぬめり

 

色はキュートだけど、ぬめぬめ。
そんなギャップがたまらないお風呂場のピンクカビ。

 

これは正式には、カビではなく、
カビの親戚です。(同じ「菌類」のくくり)

 

学名「ロドトルラ」という、酵母菌の種類の一つで、
やはり水気の多い部分が大好きな菌類です。

 

 

お風呂の他にも、
洗面台や食器カゴの受け皿、
冷蔵庫の製氷タンクに発生することもあります。

 

 

「ロドトルラ」というおどろおどろしい名前に負けず、
その繁殖スピードはすさまじいもの!

 

流しそびれた石鹸カスや、
皮脂などの栄養も豊富なお風呂場では、
2~3日もあれば急激に増えます。
(一般的なカビの増殖は5~7日)

 

1週間で数十億にまで増えると言われています。

 

 

ロドトルラ自体には、
人間の体に悪影響を及ぼすことはありません。

 

しかし、ロドトルラの好む、
水気の多くて栄養分が豊富な場所は、
他のカビや悪玉菌も好む場所。

 

このような、他の菌による健康への影響は否定できません。

 

 

”あの子はイイ子なんだけど、
あの子の彼氏がマジロクでもないんだよね”

 

例えるならばこんな感じです。

 

 

 

<見つけたらどうする!>

己の掃除に対する詰めの甘さを戒めながら、
なる早で取りましょう。

 

表面にうっすら付いているだけなら、
通常のお風呂掃除用洗剤を付けたスポンジでこすれば取れます。

 

その後は、
残った目に見えないロドトルラを退治するため、
消毒用アルコールを吹きかけ拭き取りましょう。

 

 

イイ子なんだけど、
彼氏がロクでもないので一緒に去ってもらいます。

 

 

<予防するにはどうすれば!?>

黒カビと同様、
こまめに掃除して、水気を溜めないことが大切です!

 

 

 


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パンやミカンなど食べ物に生える青いカビ・白いカビの正体

 

食べようと思ったみかんが、
オレンジではなく青や白のカビに染まっていたら、
思わず「ギャーッ!」とぶん投げますよね。

 

そんな、
おいしそうな食べ物の見た目を衝撃的にしてしまう、
青いカビ白いカビの種類や特徴をまとめます。

 

 

 

青カビの特徴と身体への影響

みかん 青かび

 

パンやミカンに生える青カビは、
学名「ペニシリウム」という種類のものです。

 

「ペニシリウム」は言わばカテゴリーのようなもので、
その中で、さらにたくさんのカビの種類に分かれます。

 

そして、害があるものもあれば、ないものもあります。

 

 

害がないペニシリウムは、
チーズの製造に使われたり、
抗生物質ペニシリンになったりします。

 

それに対して害があるペニシリウムは、
体内に取り込むと腎臓病になるリスクがあります。

 

食べ物に生える青カビは、
健康に害を及ぼす可能性が高いヤツです。

 

 

正直、素人目でパッと見、
「コレは毒があるのか、ないのか!?」を判別するのは困難です。

 

とは言え、
カビの生えた食べ物は早々におサラバするのが一般的だと思うので、
その処理の仕方で問題ないです。

 

 

 

<予防するにはどうすれば!?>

自然界の至るとこにいるカビの種類なので、
予防するのは難しいです。

 

食べ物は新鮮なものをこまめに入手して、
その都度早めに食べきる・・・。
のが一番手堅い方法だと思います。

 

 

 

白カビの特徴と身体への影響

カビパン

 

食べ物に生える白カビの主な種類は、
「アスペルギウス(コウジカビ)」と、
「ユーロチウム(カワキコウジカビ)」です。

 

その名の通り、
麹として醤油や味噌づくりに使われることもあります。

 

 

しかし、先ほどのペニシリウムと同様、
同じ「アスペルギウス属」でも、
健康に影響のないもの・ヤバいものに分かれます。

 

健康に影響のないものは食品製造に使われますが、
ヤバいものは肝障害、腎障害を起こすことがあります。

 

Yes(受け入れられる)とNo(受け入れられない)の、
振り幅が大きすぎます。

 

 

そして、カビの色自体も、
白、青、緑、黒、黄土色、茶ともはや何でもござれ。
(赤があればオリンピックができる・・・)

 

こんなに変幻自在で、
しかも毒があるのかないのか見た目では分からないなんて、
お手上げですね。

 

 

ユーロチウムに関しては、毒性はないものの、
塩分や糖分の高いトコロを好むグルメなカビです。

 

 

そんな白カビが食べ物に生えていたら・・・

迷わず捨てろッ!!

 

 

 

<予防するにはどうすれば!?>

自然界に広く分布する種類のカビです。
入手した食べ物は早めに食べましょうね。

 

 

 

押し入れや壁に生える黒いカビ・青いカビの正体

壁 カビ

 

押し入れや壁の隅っこなど、
気が付けば浸食されている感が半端ない黒カビ青カビ

 

この正体は、
先に書いたお風呂に生える黒カビの「クラドスポリウム」と、
食べ物に生える青カビ「ペニシリウム」です。

 

それとともにもう一つ。
「アルテルナリア(ススカビ)」という種類も上げられます。
灰色や黒でホコリみたいな塊を作ります。

 

 

どれもジメッとしたところで繁殖していく、
リアルかびるんるんです。

 

 

なんとなく、
ロマンチックな星座みたいな名前のアルテルナリアですが、
これが結構なくせ者。

 

アレルギー性鼻炎を引き起こしたり、
まれに皮膚トラブルを招いたりすることも!

 

とても軽い胞子なので、
空気中をフワフワと漂い、浮遊時間も長いアルテルナリア。

飛び方だけロマンチックなのはいらんわ~!

 

梅雨などの長雨の期間はもちろん、
年中気を付けなければいけない種類のカビです。

 

 

 

<見つけたらどうする!>

そ、そ、掃除じゃー!!
(吸い込まないようにマスク必須!)

 

こちらの記事を参考にどうぞ↓
>>その壁のカビ、重曹で落ちるかも!ズボラでもキレイな壁を取り戻す!

 

 

<予防するにはどうすれば!?>

そ、そ、そ、掃除じゃー!!!!

具体案

  • 日頃からこまめに隅々まで掃除し、湿気を溜めないように換気!
    (湿度は40~60%くらいがベスト)
  • 家具と壁のスキマは離しましょう!
  • 押し入れにはすのこを敷き、定期的に掃除&換気を!
  • 空気清浄機を使って、空気中のカビを減らす!

 

これだけカビと戦ったら、
私今よりも5キロ痩せる気がします。

 

 

 

まとめ

掃除

 

カビの種類は、
分かっているだけでもなんと数十万!

 

その中でも、
よく日常で目にするカビの主なものに絞ってまとめてみました。

 

 

カビには色別に様々な種類がありますが、
毒性があるかないかを判断するのはその場では無理!
(※研究機関が必要)

 

見つけたら速やかに処理!

そして、見つけないために、

 

掃除は大切です。(←戒め)

 

 

こちらの記事では、
実際にカビと格闘するエピソードが垣間見れます。↓

 

>>重曹でお風呂掃除!カビはマジで取れるのか検証した結果

 

>>その壁のカビ、重曹で落ちるかも!ズボラでもキレイな壁を取り戻す!

 

>>重曹とは一体何?「安全性が高い」のウラの使用上の注意

 

 

 

 

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