乳児湿疹でお悩みのママが多いようです。
私も2人の息子の乳児湿疹で、とても悩んだ時期がありました!
乳児湿疹と言えば、ケアの方法としてワセリンを塗ることが挙げられますが、
ワセリンを塗ったらよくなるの?
どうやって塗ったらいいの?
こういうこと、気になりますよね!
私の息子たちの実体験を含めて、乳児湿疹とワセリンについてお話していきます!
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乳児湿疹はワセリンで治る?
病院でも処方されるワセリン。
乳児湿疹は、このワセリンを塗ることで果たして治るのでしょうか!?
結論から言うと、ワセリンだけでは治りません!ワセリンは「薬」ではなく、「保湿剤」だからです。
ワセリンはあくまで、皮膚の乾燥を防ぐためだけのものです。
赤ちゃんの肌は薄くて刺激に弱いため、乾燥やこすれ、よだれなどですぐにトラブルを起こします。
そんな外からの刺激から肌を保護するために、ワセリンを使います。
ワセリンに薬と同じような効果を期待してしまうと、
「塗ったのに、乳児湿疹が全然よくならない!」
という結果になるケースが多いです。
乳児湿疹の種類に合ったケアを正しく行った上で、補助的にワセリンを使う
というのが、ワセリンの正しい使い方です!
後半で、私の2人の子供がどうやって乳児湿疹を治したのか、具体的なケアをお話ししますね。
ちなみに、ワセリンは、すべての乳児湿疹に効果があるわけではありません。
かゆみを伴っている乳児湿疹には逆効果になります!
そして、ママが使っている化粧品と同じく、赤ちゃんの肌自体にワセリンが合わない場合もあります!
「乳児湿疹」とは、アトピーや食物アレルギーも含め、赤ちゃんの肌にできるブツブツの総称です。
自分のお子さんが、どんなタイプの乳児湿疹なのかは、小児科や皮膚科で診察を受けて初めて分かるものです。
いきなり市販のワセリンのみで解決しようとせずに、まずは信頼できるお医者さんに相談してみて下さいね。
小児科選びのポイントは、こちらの記事が参考になります。
次に、ワセリンの塗り方のコツをお話します!
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ワセリンはこうやって塗るべし!
ワセリンの塗り方のコツは次の3つです。
- 清潔な手で塗る
- 柔らかくしてから塗る
- 少量を薄くのばして塗る
まずは塗る前に、ママの手を洗って清潔にしましょう!
赤ちゃんの肌は、少しの雑菌でも炎症を起こしてしまうことがあります。
おむつ替えの度に手を洗っていて、ママの手はカサカサかもしれませんが、ワセリンを塗る前にもしっかり洗ってください!
次に、ワセリンを手に取ります。
気温の低い冬は、ワセリンが固まっていて、少し硬いな・・・と感じると思います。
その状態で無理やり塗り込むと、摩擦が刺激になってしまいます!
手のひらで温めて、柔らかくしてから使ってくださいね。
最後に、重要ポイント!
ぬる量はごくわずかで大丈夫です。
塗り終わったあとに赤ちゃんの肌に触ってみて、ベタつくようなら塗りすぎです。
ティッシュで押さえるようにふき取り、量を調節してください。
最初から適量を手に取ろうとするのは、けっこう難しいです。
自分が使っている基礎化粧品のクリームの感覚で手に取ってしまうと、大体の場合、量が多すぎます。
なので私はいつも、最後のティッシュオフで調節していましたよ!
実録 息子たちの乳児湿疹!戦いの行方!
ここからは、私が2人の息子の乳児湿疹をワセリンを使いながら治したお話です。
どうぞ、参考にしてください。
長男 脂漏性湿疹編
長男は生後2週間ごろから頭皮がカサカサし始め、1か月検診を受けるころには、額がまるでゾウの肌のように黒ずんでカサカサになってしまいました!!
1か月検診でお医者さんに言われたケア方法は、
「よく泡立てた石鹸で皮膚を優しく洗って、濡らしたガーゼで黒ずみ(皮脂のかたまり)をふき取るようにして、少しずつとってあげて」
というものでした。
そして、軟膏を処方され、
「よくなったら洗顔後にワセリンで保護すれば大丈夫」
と言われました。
その通りにしたら、あっという間に良くなりました!
こんなことなら、もっと早く受診しておけばよかった・・・。
次男 乾燥性湿疹編
次男に湿疹が現れたとき、私は最初、長男と同じ脂漏性湿疹のケアをしていました!
ケアの方法が合っていなかったので、みるみる悪化していく湿疹・・・。
小児科で尋ねると、
「1歳ごろまでは、いろんな刺激で湿疹ができやすいし、繰り返しやすい。
お風呂の後にワセリンで保湿して、様子を見てください。
1歳を過ぎてまだ出てくるようならアトピーの可能性もある」
とのこと。
他の意見も聞いてみたくて皮膚科へ。
「石鹸で洗ってる!?ダメダメ!!皮脂が全部持ってかれて、余計悪くなるよ!
ガーゼでこすらないこと!ぬるま湯でぬらしたガーゼでポンポンって軽く拭いて、あとはこれ塗っとく事!治って来たらワセリンで保湿!」
弱いステロイドの軟膏を処方されました。
ステロイドは、弱いものであれば、医者の言うとおりに使用すれば問題ないとのこと。
ステロイドを嫌って使わないでいると、湿疹からばい菌が入った場合、化膿して、結局もっと強いステロイドで治療しなければならなくなるらしいので、早めに使ってあげた方がいいそうです。
皮膚科の方が具体的だったので、その通りに試してみると、だんだん乳児湿疹が治ってきた・・・!
こんな感じで、私の息子たちは乳児湿疹を克服しました!
乳児湿疹のケア 補足
ここからは私が日々の生活の中で、これは乳児湿疹にいい影響だった、これは悪い影響だったということを、感覚でくみ取ったものになります。
湿度が大事!!
次男の乳児湿疹の真っ最中に、関東から北陸に引っ越しました。
北陸は関東に比べて湿度が高いです!
乾燥した風も吹かない!
すると、次男の乳児湿疹の治るスピードがぐんと上がりました!
あっという間にツルツルに!!
普段過ごす環境の湿度が、乳児湿疹にかなり影響するのではないか・・・?
と思います!
ギョーザ&ノンアルコールで悪化
これも次男の時に経験した話です。
お正月。ギョーザとノンアルコールビールをいただいたんです。
そしたら、翌日次男の乳児湿疹がひどいことに!!
湿疹から黄色い液体が出て、固まってガビガビになっていました!
その日以外にも、ちょっとお肉が多いかな?という食事をとったあとは、湿疹が悪化していました。
食事でとる油や、ノンアルコールなどに含まれている添加物が母乳に出て、影響しているのかな?と思います。
母乳と乳児湿疹については、こちらの記事も参考になります。
まとめ
最後に、ワセリンを使った乳児湿疹のケアについてまとめます。
乳児湿疹のケアにはワセリンのみを頼りにするのは不十分!
専門医の指示に従ったケアをおこない、住んでいる環境やママの食生活も見直し、その上で補足としてワセリンを使う!
という、いろんな角度からのアプローチが乳児湿疹を良くするのに有効だと思います。
あなたの赤ちゃんがツルツルの肌になることを願っています!
毎日のケア、続けてくださいね!
こちらの記事もあわせて読むと、きっと役に立ちます。↓
<追記>
子育てに役立つ記事のまとめページを作りました!
良かったら参考にしてください!
→子育てって疑問がいっぱい!こんなことが気になりませんか?記事まとめ
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