オムツのCMなどでよく見る、スヤスヤと眠った赤ちゃん。
赤ちゃんの寝姿って、穏やかでかわいいな~と思っていたら、いざ自分の子供の寝相を見てビックリ!!という経験はありませんか?
赤ちゃんの寝相って、予想以上にアクロバティック!!
なぜあんなに動くのでしょう?
何か理由があるのでしょうか?
冷えたら心配・・・対策は!?
親になったら初めて分かる、赤ちゃんの寝相について一緒に勉強していきましょう!
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なぜあんなにも寝相が悪いのか・・・!?
赤ちゃんの寝相がアクロバティックなのは、主に次のような理由が考えられます。
- 睡眠の特徴
- 寝ている環境
- 寝ながら復習
それぞれについて、詳しく解説しますね。
赤ちゃんの睡眠の特徴
赤ちゃんの睡眠は、大人の睡眠とは違って特徴があります。
そもそも人の眠りとは、レム睡眠(浅い眠り)とノンレム睡眠(熟睡)がワンセットになり、それが何回か繰り返されて構成されています。
寝返りなどの身体の動きは、眠りの浅いレム睡眠のときに起こります。
大人はレム睡眠の割合が20%ぐらいですが、赤ちゃんは50%ぐらいです。
大人に比べて浅い眠りの割合が大きいので、その分身体がたくさん動くのです!
また、赤ちゃんは、一日のほとんどを寝て過ごします。
個人差はありますが、6ヶ月頃の赤ちゃんでは1日14時間ほど寝ます。
同じ姿勢でずっと寝続けるのがツラいのは、大人も赤ちゃんも同じ。
楽な体勢を自分で探すために、寝返りを打ちます。
というワケで、寝る時間が多いうえに、レム睡眠の割合も大きいので、よく動いて、寝相がスゴイことになるのです。
寝ている環境
赤ちゃんが寝ているときの温度が、寝相に関係している場合があります。
赤ちゃんは大人に比べて、体温が高めです。
大人の平均体温(平熱)が36.5℃くらいなのに対し、赤ちゃんは36.5℃から37.5℃くらいまであります。
うちの息子(1歳)の平熱は37.0℃くらいです。
大人の感覚で寒かろうと思い、たくさん布団や毛布をかけると、暑がって抜け出してきます。
さらに、寝ているときに出る成長ホルモンは、身体の表面の温度を上げるという性質があります。
ただいま成長真っ最中の赤ちゃんは、睡眠中に親世代の大人の倍以上の成長ホルモンが出ているため、大人が思っている以上に暑いのです!
寝相が悪いのは、身体の熱を逃がそうとしている反応ということですね。
寝ながら復習
赤ちゃんは、日中に起きたことを寝ている間に脳に覚えさせています。
そうやって、生活するための行動や知恵をだんだん付けていきます。
脳にいろんなことを書き込んでいく途中で、手足が動くことがよくあるそうです。
このようなことから、
赤ちゃんの寝相が悪いのはぐんぐん成長している証!!
と言うことができますね!
添い寝しているママやパパは、赤ちゃんの寝相の悪さで思わぬ攻撃を受けることがあると思いますが(私はかかと落としを顔面にくらいました。笑)
うちの子元気だ!!良かった!!と思って大丈夫ですね。
寝相が悪いのは自然なことです。
ムリに矯正するのではなく、寝冷えやケガを防ぐには、寝相が悪いことを前提とした対策をしていくのがベストです!
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こんな対策で寝冷えやケガを防ごう!
赤ちゃんの自由な寝相はそのままで、寝冷えやケガを防ぐにはどんな方法があるのでしょうか!?
私(2児の母)が実際にやってみた、3つの対策をご紹介します!
ベビーベッドの柵のぶつかり防止に・・・!
ベビーベッドに寝ている赤ちゃんは、寝相が激しくなってくると柵にぶつかります。
ガンッ!!
という音とともに、親も赤ちゃんも起きてしまうことがしばしば。
痛いよね・・・涙
ケガの防止のためにも、ベッドガードを付けてあげましょう!
四方を囲めるタイプのほうがオススメですが、夏場は風通しが悪くなって暑がるので、高さと生地の厚みが程よいものがいいです。
値段はピンキリですが、ベビーベッドを使う期間は短いので、そんなに高価なものでなくてもいいのかな・・・というのが個人的な意見です。
これなんか、柵の開け閉めが楽で、お世話する方も使いやすくていいですね!↓
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ちなみに、クッションを代用するのは危険なのでやめた方がいいです!
寝ているうちに、赤ちゃんの上に覆いかぶさることを考えると・・・恐ろしい!!
必ず、専用のベッドガードを使ってくださいね!
大人と一緒に、床に布団を敷いて寝るようになったら、寝返りで移動しそうなところにクッションや座布団を敷いておけばOKです。
寝冷え防止の王道、スリーパー!
寝冷えが気になる赤ちゃんには、着る毛布、スリーパーを着せてあげましょう!
じいじ、ばあば世代が言えば、チョッキです。笑
胴体の部分が温まっていれば、寝冷えの心配は少なくなります。
動いて布団から出てしまっても、スリーパーを着せておけば安心ですね!
最近は、室内着としても着られるようにロンパースになるタイプもあるので、もし寝るときに嫌がって着なかったとしても普段の生活で使えますね!↓
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こちらは夏用↓
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夏場はお腹が冷えないように、ロンパースの(上下が繋がっている)肌着やパジャマ(衣服)を着せておけば、OKです。
夏場もスリーパーを着せると(タオルケット地のものがありますが)汗をかいて、余計冷えてしまいます。
ただし、冷房の温度や風向には注意してください!
スリーパー嫌いの赤ちゃんには・・・
スリーパーは、赤ちゃん全員が着てくれるとは限りません。
ちなみにうちの2人の子供は、嫌がって着ませんでした・・・!
上で紹介したような、普段着として代用できるものではなかったのであまり活躍せず。
どうやら、動きづらいのがイヤだったみたい。
こんな赤ちゃんには、衣服と布団の枚数で微調整しましょう!
ある意味、最終手段です。笑
「赤ちゃんは大人より着せる枚数は1枚少なくていい」ということをよく聞きますが、寝冷え防止となると話は別です!
だってスリーパー着ないんだから。笑
大人が2枚重ね着して寝るのであれば、赤ちゃんも同じように2枚着せましょう!
お腹が出ないように、ロンパースのパジャマか、股上が深いズボンのパジャマ。(ウエスト部分がリブになっているものなら、なおいいです!)
そしてもちろん、上の服は、渡鬼のえなり君ばりにズボンにINしてください!笑
ここからがポイントなのですが、布団は、大人よりも枚数を少なくしましょう!
例えば、大人が真冬に毛布×2枚と布団1枚をかけるのであれば、赤ちゃんは毛布は1枚にするとか。
もしくは、赤ちゃんの掛布団を、大人よりも少し薄手のものにするとか。
こういった具合で、着るものでバッチリ冷えないようにしておいて、その代わり、布団の中で暑がらないように布団の厚みを調整する方法です。
これならば、掛布団の範囲で寝相がおさまってくれれば言うことないですし、万が一布団から出てしまっても、衣服で冷え対策をしているので安心!!
こんな感じで、赤ちゃんの寝相にうまく合わせながら、寝冷え対策していきましょう!
まとめ
赤ちゃんの寝相が悪いわけは、
元気にすくすく成長しているから!
ということが分かりましたね!
たくさん寝て、成長ホルモンで体温が上がって、睡眠学習もしている赤ちゃん。
寝ている間も絶え間なく成長しているので、よく動くんです!
うちの息子も、時にはダンゴムシのように、時にはデューク更家のように、さまざまな寝相を披露してくれましたが、悪いことではなかった!!
そんな自由な寝相をほほえましく見守りながら、大人は寝冷え対策をしっかりしてあげましょうね。
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