最近、私の2歳の子供がよく夜泣きをします。
うすぼんやり起きているのですが、半分寝ている状態で。
生まれた時から割と夜中はよく寝るほうで、
あんまり夜泣きで悩まされたことがなかったのでびっくり!
夜中に突然、
「うぇーん、ばぁばー!ばぁばのとこ行くー!」
(↑同居しているばぁばのことを言っている)
隣にいる私のことは呼んでくれないのだな・・・息子よ 涙
2歳の夜泣き・・・。
一体何が原因なんだ・・・。
泣くってことは、何かしらサインを出しているに違いない!
何のサインなんだ!
教えてくれ、息子よ!
日中にそう伝えてみても、
「おかしたべるー」
っていう感じでしか返ってこないので、笑
自分であれこれ検証してみることにしました。
そもそも夜泣きの原因ははっきりわからないらしい
育児に関する本やサイトで色々調べてみた結果、
子供の年齢にかかわらず、
「夜泣きの原因は未だにはっきりとは分からない」ということが分かりました。笑
そりゃそうだ。
物心がつくかつかないかの子供に、
「あなたの夜泣きの原因はなんですか?」と聞いたところで、
「いやぁ~それがですね、
昼間にちょっと参ったことがありましてね。
公園を母と共に散歩していましたら、
向かい側から今までに見たことのない大きさの犬が来たんですよ!
実に私の身体の2倍はありましたかね~。
その犬の野性的なまなざしが恐ろしくて恐ろしくて!
頭からこびりついて離れずに、夢にまで出てきたもんで、
夜中に思わず声を上げてしまった次第でございます」
なんて明確な回答が返ってくるはずがない。
夜泣きの原因は、
私たち大人が「予想」するだけにすぎないのです。
- 怖い夢を見た
- 日中に刺激のある体験をした
- 暑い、寒い、オムツが濡れて不快などの外的原因
-
寝る直前までテレビやスマホを見ている
などなど、
なんとなくこれなんじゃないかな~という原因をリストアップして、
それを解決していくのが、遠回りのようでいて一番近道。
場合によっては中耳炎で耳が痛くて泣いている・・・なんてこともあるので、
お子さんの様子をよく見て判断したいですね。
というワケで、
我が息子の夜泣きの原因検証をスタート!
【検証その1】スマホ封印
寝る前にスマホやパソコン、
テレビなどの「画面」と見るとよくないって言いますよね。
画面から出るブルーライトが脳を刺激して、
せっかく眠りの段階にきていたのに覚醒してしまうというというもの。
ああいった画面は、別名「夜の太陽」とも言われているらしく、
数分見ているだけで眠りの深さに影響が出てしまうのだそう。
イマドキ子供のうちの息子は、
知らない間に私のスマホをいじってYoutubeを見ていたり、
自分の写真や動画を眺めてニヤニヤしていたりします。(明〇屋さ〇まか!?)
私自身、ブルーライトの刺激があんまり好きじゃないので、
一応ブルーライトカットの画面保護シールを貼って対処はしているものの、
(↓コレです)
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それでも夜は極力見せない方がいいのかな~と思い、
さりげなく手の届かないところに封印。
さぁ、息子!
これで深い眠りにつけるのではないか!?
・・・・夜中。
「ばぁばー!」
あかんかった・・・。
【検証その2】昼間に運動
2歳になって夜泣きが始まるってことは、
体力が付いて熟睡するまで疲れなくなったんじゃないか?と思った私。
ちょうど夜泣きが始まったのが寒くなってきた時期だったので、
昼間に外遊びをする回数が減っていました。
よし、息子と身体を動かして遊ぼう!
- ヒーローごっこ(私は敵の雑魚キャラ役)
- 息子の大好きな曲に合わせて踊る
- 雨天の日は大型ショッピングセンター内をひたすら歩く
- 意味もなく冬の海岸に行ってみる
いろいろ試してみました。
すると、寝付きはすごくいい!
このまま熟睡してくれるといいな~と思い、
私も夢の中へ・・・。(この時午後9時)
数時間後。
「うぇーん」
な・・・なぜだ!?
(昼間に体力を使っているので余計苦しい 笑)
【検証その3】ひたすら密着して1日を過ごす
日々続く2歳の息子の夜泣きに、
何か小手先では対処できない大きな原因があるはず!と感じてきました。
私と息子。
普段の生活を思い起こしてみると・・・
AM7:00 息子起床
AM8:30 保育園に登園(←ここで私とバイバイ)
↓
↓
↓
PM5:00 息子帰宅(←祖父母がお迎え)
PM7:00 私が仕事から帰宅
PM9:00 就寝
私と息子が1日の起きているうちに一緒にいる時間って、
たったの3時間半・・・。
しかもこの状態がお休みの土日以外は毎日です。
2歳の息子にとって、
私はほぼほぼ「いない」のと同じでした。
もしかして、もっと一緒にいたいってことかな?
この時ちょうど仕事がバタバタしていて、
朝から晩まで(休日も)ピリピリしていた私。
次のお休みの日は、
子供のことだけ考えようと思い立ち、
ひたすら「くっついて」過ごしてみました。
ある時は膝の上、
ある時は抱っこ、
ある時はおんぶ、
寝るときはぴったり寄り添って添い寝。
その夜・・・
・・・というか朝。
息子も私も、
夜中目覚めずに朝を迎えている!!
それから何度か、
こうしてひたすら密着して過ごす日を作ってみました。
その日の夜は、
2歳の息子は夜泣きしませんでした。
私の息子の夜泣きの原因、
すなわち発しているサインは
「おかあさん、もっと一緒にいてよ」だったのです。
子供は大人が思っているよりも「完成」している
息子の夜泣きについて、
こうして思い起こしていて感じたのが、
子供って「完成」しているな~ということ。
とくに、「大人の思っていることを見抜く感覚」が素晴らしいな~と思います。
甘いお菓子をあげれば、
面白そうなおもちゃをあげれば、
一時は大人の思い通りになるかもしれないけれど、
「ちがう、そういうことじゃないんだよ」
と示すために、やっぱり泣く。
本質を心得ているから、泣くことで表す。
こちらの焦りやイライラなんて、
ポーカーフェイスを装っていても、
我が子には一瞬で見抜かれちゃいますね!
ヘタなスピリチュアルカウンセラーに相談するよりも、
我が子の様子を見ていると自分の状態が分かります。
そんな、自分の鏡のような存在でいてくれる我が子に、
上から目線の「子供だまし」は使えませんね!
今回は私の実例を挙げて、
2歳の夜泣きをテーマに書いていきました。
お子さんによって夜泣きの原因は様々ですが、
もしかしたら「日頃からぴったりくっつく」というシンプルな過ごし方が、
夜泣きをおさめる(なおかつ親子の愛情は深まる!)方法になるかもしれません。
こちらの記事もあわせて読むと、役に立ちますよ!
こんばんは。はじめまして。
とても、的確なご観察眼だと思います。
以前みたテレビ番組で、昔のテレビの、
番組が終えたあとの、ザーっという砂嵐。
ホワイトノイズというそうですが、あれを聴かせると泣いていた子供達が寝入ってしまうという実験がありまして。
胎内できくお母さんや周囲の人のお声と似ているのだそうです。
ですからお書きになったご推察は、お見事と思いました。
マストドンの事もとても勉強になりました。
わたくし自身はブログで一人つぶやいていますので、
SNSはこれからもやらないかも知れませんが。最新SNSを知る事ができましてとても良かったです。
有難うございます。
大夫の監さま
コメントありがとうございます!
記事の内容を褒めて頂いて嬉しいです!書き続ける力になります。
またお時間のある時にでものぞいていただければ幸いです。