福井県池田町にある木のおもちゃハウス「こどもと木」に行ってきました。
2015年の春にオープンしたこの施設。ぐねぐねした山道を抜けてたどり着いた隠れ家的な空間は、木の香り溢れる癒しスポットでした。
もちろんうちの子どもたち(7歳&3歳)も大はしゃぎ!
そんな、素朴な木のおもちゃに思う存分触れられる「こどもと木」について、詳しくお伝えしていきます!
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木のおもちゃハウス「こどもと木」ってどんなところ?
福井県池田町にオープンした「こどもと木」は、『木育』をテーマに作られた室内型の施設です。
0歳から小学校低学年くらいまでのお子さんが楽しく遊べるように、100種類以上の木のおもちゃが揃えられています。
生きた資源である木に触れることで、自然のぬくもりや自然とのかかわり、育てる→作る→使う→土に還すという、地球にやさしい資源の循環を学ぼうとする試みのこと。
北海道発祥の考え方。
木育がテーマの施設とだけあって、内装は天井から壁、床までほとんど木!中に入ると木のさわやかな香りがお出迎えしてくれます。
福井県池田町は、面積の約90%が山林!林業が盛んな地域なので、街の雰囲気ともぴったり合った遊び場です。
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「こどもと木」にあるおもちゃや遊具のいろいろ
こどもと木の中に置いてあるおもちゃたちは、どれも木ならではのすべすべの手触り。大人でも意味もなく撫でまわしたくなります。
もちろん子供たちはテンション上がりまくりです。
木のおもちゃは、お子さんがいる家庭に、ひとつふたつくらいはあるかもしれません。
しかし、木で囲まれた空間の中に、木のおもちゃしかないという特別なシチュエーションでは、木のおもちゃに触ったことのあるお子さんでも目をキラキラさせて遊びます。
おもちゃ(遊具)をいくつかご紹介すると・・・↓↓
なぜこんなに滑るんだ!木のすべり台
よくあるすべり台って、裸足だったり半ズボンはいてたりすると、肌がストッパーになって滑りませんよね?
しかし、こどもと木にあるすべり台は違います。
裸足だろうが半袖半ズボンだろうが、めっちゃ滑る!!どの子もシューンッ!!って感じで滑り降りてきます。
なので、ぶつかり防止対策でしょうか?すべり台のふもとに大きなビーズクッションが置かれています。子どもたちはそのクッションにバフッと当たってスピードダウンし、他の子にぶつかることなく滑り終わることができます。
ちなみに、木のすべり台のすぐそばには、クライミングができる場所があります。(画像左側の部分です)
ゆっくり入るのが正解!木のボールプール
こどもと木の中でひときわ特徴的な遊具が、木のボールプールです。
つるっつるに磨き上げられた木のボールで埋め尽くされています。
このボールプールには、ゆっくり入っていくのが正解です。よくあるプラスチックのボールプールと同じように、飛び込むように入ってはいけません。
木のボールひとつひとつは、ゴルフボールくらい重量感があるので、飛び込んでいくとモロに足ツボにヒットします。
なので、普通のボールプールと同じ感覚で入ると、予想以上に足裏が痛いです。笑
熱めの温泉に、ゆ~っくり浸かっていくようなイメージで入るといいでしょう。
ちなみに、木のボールを投げる子どもはいませんでした。(重いから)
素朴な音色が心地いい!森の木琴
こどもと木の室内の中心にそびえ立つ、木のオブジェの根本が木琴になっています。
シールが貼ってあり、その順番に従って叩いていくと「おもちゃのチャチャチャ」が演奏できます。
音色はそれほど大きくなく、混雑しているときなら叩いている本人が分かるくらいです。
電池で動かないのに惹きつけられる!木のおもちゃの数々
最近のおもちゃは、電池で動いて当たり前!Wi-Fi使ってナンボ!!というレベルになっていますが、こどもと木にあるおもちゃは、その逆です。
電池で動くものは一切ありませんし、もちろん通信機能なんて付いてません。(磁石でくっ付く・・・みたいなのはあります)
なのに、みんな夢中です。
ひもで引っ張って転がすおもちゃ・コマ・わなげ・お魚釣り・積み木。
手指を使って遊ぶアナログな感じが、なんとも心地いいのでしょう。小学生くらいのお子さんも何人かいましたが、飽きることなくさまざまなおもちゃで遊んでいました。
そんな姿を見ていると、思わず「森は素晴らしい・・・」と言ってしまいそうでした。
こんな風に、福井県池田町の「こどもと木」は、大人も子どももリラックスして遊べる場所です。
売店があり、木のおもちゃを購入することができます。施設内の心地よさで、流れるままに買ってしまうのもいい思い出です。
「こどもと木」その他の便利な施設
「こどもと木」は、小さなお子さん連れの親子が楽しめる場所です。
そのため、授乳室(おむつ替えスペース)やトイレも安全や便利さに配慮して作られています。
例えば、授乳室やトイレに行くまでの通路には、ベビーガードが。ちょっと目を離したスキに、小さなお子さんが迷い込まないようにの配慮ですね。
授乳室の中には、なんと電子レンジが!持ってきた離乳食などを温められますね。
食べ物や飲み物は、休憩スペースでとることができます。
ただし、そんなに広くないので長居はしないほうがいいです。子育て世代どうし、思いやりの精神で!!
「こどもと木」の建物の隣には、まちの駅「こってコテいけだ」があります。そこにあるカフェやランチができる食堂にて、昼食やおやつタイムをとってもいいと思います。(ただし、水曜は休みです)
※こどもと木は、入場券を見せれば当日限り再入場できます。
周辺施設が整っているので、安心して子どもを遊ばせられますね。
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木のおもちゃハウス「こどもと木」の入場料やアクセス
今回遊びに行った、福井県池田町の木のおもちゃハウス「こどもと木」について、情報をまとめます。
住所:福井県今立郡池田町薮田(いまだてぐんいけだちょうやぶた)4-1-1
TEL:0778-67-5190
ホームページ:http://www.kodomotoki.ikeda-kibou.com/
入場料:こども(小学生以下)1日200円/大人1日100円 ※当日限り再入場可
開館時間:10:00~16:00(最終入場15:30)
休館日:毎週火曜日・年末年始
山に囲まれたのどか~な場所で、福井の中心市街地からはちょっと距離があります。
しかし、子どもたちが木と触れ合いながらキャッキャと楽しむ様子を見れば、行ってよかったと思えるのではないでしょうか。
ちなみにスタンプカードなるものもあり、10個ためると(10回訪れると)プレゼントがもらえるようです。
最近では世の中物騒になってきましたし、夏は暑すぎて外で遊ぶことも厳しいです。
今回訪れた池田町の「こどもと木」のように、街の特徴を活かした室内遊び場が、もっともっとできてくれるといいなぁ・・・と、切に願うのでした。
そのためには私たち親世代が、もっともっと地元の良さを「発見して活かす」努力をしなければ!
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