年中湿気が溜まる場所と言えば、そう、お風呂。
毎日キレイにお風呂掃除していても、
いつの間にやらカビが生えている・・・
なんてこともよくありますよね。
カ〇キラーを使えば一発なんですが、
あの独特の「危険臭=塩素臭さ」が苦手な私は、
なかなか頻繁には使いたくない・・・。
(実際に取り扱いには注意しないといけないし!)
そこで、料理に家事に万能で使える重曹で、
カビ落としする方法を試してみました!
重曹はカビに効く・・・という説を信じて。
頑固なカビはどこまで落ちるのか?
リアルに検証!レッツトライ。
重曹でお風呂のカビ掃除をする方法
重曹でお風呂のカビ落としをする際には、
お酢も一緒に使うとさらに効果が期待できます。
まずは、お酢の持つ殺菌力でカビ菌を攻撃し、
その後にカビが苦手な弱アルカリ性の重曹でたたみかける・・・
と言った2段階戦法です。
重曹とお酢。
そして今回は「重曹パック」用のキッチンペーパー。
この3つでお風呂のカビと戦ってみます。
※重曹パックについては後程説明します。
ネットから拾った色んな情報をまとめると、
- 最初にお酢スプレーをカビにかける
- お酢スプレーの上から重曹の粉をかける
- さらにお酢スプレーをかける
- 2時間ほど放置
- スポンジなどでこすり、水で流す
こんな流れでカビが取れます!とのこと。
では早速やってみようではないか!!
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どうせ試すなら手ごわいトコロで試そう
お風呂場のカビで悩まされる場所と言えば、
やっぱりパッキンやシャワーホースなどの、
ゴム系、ビニール系の素材ですよね。
一度カビが根付いたらなかなか取れない!
こんな場所にも、
重曹&お酢のカビ取り作戦は効くのか!?
今回はシャワーホースで試してみます。
まずはお酢スプレー(酢:水=1:2)を、
カビの気になるところにかけます。
そして、重曹に少し水を加えた重曹ペーストを塗り付け、
お酢スプレーで濡らしたキッチンペーパーでパック!
(これが重曹パックです)
これで2時間放置してみます。
2時間後。
カビはどのくらい取れているんだろうか・・・?
期待と不安が入り混じりながらも、
重曹パックをはがしていきます。
び、びっみょー・・・・。
すこーし薄くなった気はしますが、
それほど変わらず。
スポンジでこすってみると、
薄皮をめくる程度にカビの色素は薄くなりました。
こ、これは、1回では取れんな。
ゴムパッキンも同様でした。
【結論】 根っこの深いカビは重曹で1回では取れない!
この後、やっきになって、
塩素系カビ取り剤を使うのは絶対にやめましょう。
お酢と反応して有毒ガスが発生します。
塩素系漂白剤を使いたい場合は、
念のため1週間ほど期間を置いて酢の成分がなくなった頃に。
どうしても塩素系は避けたい!という場合は、
酸素系漂白剤:粉せっけん=1:1
を混ぜ、ぬるま湯で溶いたペーストで再度アタックしましょう。
このペーストも今回の重曹同様、
塗って、キッチンペーパーやラップなどでパックをして、
数時間後にはがしてこする・・・
という手順でOKです。
(1晩ほどパックした方が効果があります)
・・・というか、
明らかに生えて月日が経っているカビには、
最初から酸素系漂白剤と粉せっけんのコンビで立ち向かった方がいいです。
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重曹&お酢はタイルの目地には効果あり!
これは過去の体験談ですが、
重曹&お酢のコンビは、
タイルの目地のカビには結構効果があります。
新品同様真っ白に・・・!
とまではいきませんが、7~8割くらいは取れます。
気になる部分にお酢スプレーをかけて歯ブラシでこする。
↓
重曹の粉末を歯ブラシにとって、さらに歯ブラシでこする。
(この時点でだいぶカビの色は薄くなります)
↓
2時間ほど放置
↓
水でよくすすいで終了
こんな感じで進めてみてください。
重曹とお酢をお風呂掃除に使う際に注意したいこと
両方とも食品なので、
使うことになんとなく安心感のある重曹とお酢。
しかし、使う際には、
ちょっと注意をした方がいいこともあります。
<重曹を使う時の注意!>
- 研磨作用があるので、
傷つきやすい素材にゴシゴシすると、細かい傷が入ります。
そこからまたカビが生える可能性も!
ヒノキや大理石には使わないでおきましょう。 - 粒子の粗い「工業用」よりも、
粒子の細かい「食品用」の方が素材に優しいです。
<お酢を使う時の注意!>
- うまみ成分の強い、米酢やすし酢は、
逆にカビのエサになります!
掃除に使うなら、100均などで売っている「穀物酢」の方がマル! - 人工大理石はお酢をかけると変質します。
要するに重曹もお酢も、
最近の一般的なユニットバスだったら使えるけど、
こだわり素材のお風呂には使わないほうがいいということですね!
まとめ
重曹を使ったお風呂のカビ取りは、
カビが生えた初期段階のうちなら効果があります。
しかし、根っこをガッツリ張ってしまった頑固カビには、
う~ん、ビミョーという結果に。
「エコ掃除・子供にも安全」を取るか、
「徹底的にカビを取り除く!」を取るか。
時間がなくてカビ取りを1回で終わらせたい!のであれば、
塩素系カビ取り剤に軍配が上がります。
時間に余裕があって、
かつなるべく安全な材料でカビ取りしたい!のであれば、
重曹&お酢のコンビは試してみる価値はあるのではないでしょうか?
・・・とまぁ、評論家めいたことを唱えつつ、
カビは早めに退治した方があとあと面倒にならずに済むなぁ・・・
と、家事のクオリティが低い私は悟ったのでした。
<追記>
重曹は壁のカビ掃除には威力を発揮しますよ。
お風呂の頑固カビには負けましたが、
壁紙には勝てる!!
その戦いはこちらの記事でご覧ください↓
>>その壁のカビ、重曹で落ちるかも!ズボラでもキレイな壁を取り戻す!
この記事は「重曹って一体何なの?」という、
素朴な疑問を解決してみたものです。↓
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