ストレス解消としてついつい・・・。
甘いものの誘惑に勝てずについつい・・・。
時間に追われて片手間の食事をしていたらついつい・・・。
あ、私絶対食べ過ぎてるな。
と思う瞬間ってありますよね。
そして、いったん食べ過ぎの兆候に走っちゃうと、
食べ過ぎをやめたいのにやめられないのが苦しい・・・。
そんなの意思が弱いだけじゃん!と言われればそれまでなんですが、
その「自制」がなかなか難しいから悩むワケです。
私は昔から、時間に追われると食べ過ぎる癖があって、
つい最近もそんな感じになりました。
どうにかしてこの食べ過ぎをやめないとな~
(ストレス最小限で!←ここ重要)
と思い、実践してみた「ある方法」が、
意外なほど効果を発揮してくれたので、
備忘録として記していきたいと思います。
目の前の食べ物に真正面から向き合っているのか!?
あなたが今から食べようとしている目の前の食べ物。
定食だろうが、菓子パンだろうが、
酒のつまみだろうが、何でもいいです。
いきなりガツッといかずに、まずは「いただきます」です。
そんなの当たり前じゃないか!!
と思われるかもしれませんが、
食べ過ぎているときって結構「いただきます」を忘れがちです。
直前の動作の流れでズルズル食事タイムに入って・・・
次の仕事のこととか、人間関係のこととか、夕飯の献立とか、
とにかく目の前の食事「以外」のことを悶々と考えながら食べていると、
いつの間にか食べ過ぎているんですよね。
まずはその「引きずり型食事」にメスを入れる!
その一番簡単な方法が、
今食べようとしている食べ物を自分の真正面に置いて、
「いただきます」をする。
これだけで、
今から食べるものに意識がグッと向けられるんですよね。
「この食べ物が今から私の血となり肉となり、
明日も生き永らえることができるのね・・・。」
そう感じながら食べてみてください。
一回で口に入れる量が自然と少なくなります。
噛む回数が自然と多くなります。
食べ終わったときの到達感がまるで違います。
そして、「もっと食べたい足りない感」がなくなります。
ごちそうさまでした。
終わりの言葉で締めくくれば完璧です。
始まりと終わりのけじめをきちんとつけて、
その間は食べているものと真正面に向き合う。
スイッチの切り替えだけで、
食べ過ぎはかなり抑えられます。
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目の前の食べ物にドラマはあるか!?
食べ過ぎをやめるのに、
さらに効果的な方法があります。
それは、
「目の前の食べ物のドラマ化」です。
口に入れようと手に取った食材をちょっとだけ見つめ、
脳内でその食材の「人生ドラマ」を作るのです。
例えばゴボウだったら・・・。
北の大地の、よく耕された土の中で育ち、
齢15にして旅立ち(出荷)
店頭で目利きの主婦にヘッドハンティングされ、
まな板の上にてささがきの姿に変貌を遂げる。
そして、醤油・砂糖・ごま油で丁寧に味のドレスをまとい、
今、さらなる進化を求めて未知の世界へ・・・(口に入る)
例えばチョコレートだったら・・・。
赤道直下の焦げるような日差しを受けて育ったカカオ。
同じく暑い国で生まれ育った砂糖。
そして、その両者の仲を取り持つミルク。
果たして、
チョコレートになるのか?準チョコレートになるのか?
(この2つの違いが気になる方は>>こちらのページで!)
製菓メーカーの商品企画部、
新たに開発された1分間で2万個製造できる機械、
工場現場のパート歴10年のベテラン箱詰め職人、
それぞれの思惑が重なり合って、
今ここにミルクチョコが爆誕。
ここまで詳細にする必要はないかもしれませんが、
(私はやってます 脳内BGM付きで)
それぞれの「食材ドラマ」を
頭の中で映像化してみてください。
バカバカしいかもしれませんが、
試しにやってみて。
食材1つが、
どれだけの時間と手間をかけて自分の元へやってきたのか?
それを、何の気なしに一瞬で飲み込んでいいのか?
自分に問えるようになります。
この「食材のドラマ化」を、
前の章で説明した「目の前の食べ物に真正面から向き合っている時」にやると、
食べ過ぎを抑えるのにさらに効果的です。
そして何より、
目の前の食材にかけられた手間暇を「想いながら」食べると、
いつもより食事からパワーを受け取れるような気になります。
いただきます(始まりのけじめ)
↓
目の前の食べ物に真正面から向き合う
(各食材の人生ドラマ化!)
↓
ごちそうさまでした(終わりのけじめ)
この流れを3回の食事でも、
小腹がすいた時のおやつでもおこないます。
自然と一口一口に価値を感じて、
食べ過ぎなくなりますよ。
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食べ過ぎをやめたいなら自分を肯定すること
食べ過ぎているときの状態って、
ストレスを抱えていたり焦っていたり、
何かしら心が不安定なときが多いです。
「仕事がうまくいかない」
「人間関係がうまくいかない」
「幸福感を感じていない」
ない、ない、ない・・・。
何かが足りない。
だから埋める。
何で?食べ物で。
生命に一番関わる「食」の部分で補おうとするのだろうと思います。
とりわけ今の日本では、何百円か持っていれば、
どこにでもあるコンビニで食べ物が簡単に手に入ります。
食べ物で心の不安定な部分を埋めるのが、
一番簡単な方法なのです。
だったら、その一番簡単な方法を使って、
自分を肯定しませんか?
目の前にある食べ物に真正面に向き合って、
「この食べ物にはこれだけ手間暇かけられたドラマがあって、
それを一口ずつ自分の身体に取り込めば、その後きっと私は強くなる!」と思う。
自分の中の充電池が、
目の前の食べ物で満タンにチャージされる。
そのイメージで食べると、
いつまでも「足りない」と言って、
食べ過ぎることはなくなります。
食べ過ぎをやめたいなら、食べる。
自分を肯定しながら、食べる。
食とメンタルは切っても切り離せないですね。
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