いよいよやってきた花粉症のシーズン。
近年では、
日本の人口の4人にひとりの割合が悩まされている症状です。
インフルエンザ以上の驚異的な流行ですね・・・!
そんな花粉症の症状の緩和に効果あり!
とうたわれているのが「乳酸菌」
乳酸菌と言えばヨーグルトなどの乳製品が代表的ですが、
実はキムチにも含まれています。
では、果たしてキムチの乳酸菌は花粉症に効果があるのでしょうか?
ホントのところどうなの!?
花粉症とキムチの乳酸菌についてのお話です。
キムチの乳酸菌が花粉症に効く!と言われる理由
花粉症は、言い換えると「免疫システムの異常」です。
身体が花粉に過剰に反応してしまうことで起こります。
そして、その免疫をつかさどるのが腸です。
腸内環境の良し悪しと花粉症は、
密接に関係しているのです。
簡単に言ってしまえば、
腸内環境が悪い人は花粉症の症状も重い、
ということになります。
腸内環境を整えてくれるのは「善玉菌」と呼ばれる菌で、
乳酸菌はその代表です。
キムチに含まれる乳酸菌は「植物性乳酸菌」と呼ばれ、
ヨーグルトなどに含まれる「動物性乳酸菌」よりもタフ!
過酷な環境でも生き延びることのできる乳酸菌です。
植物性乳酸菌は、
胃液の強力な酸に負けることなく腸まで届き、
腸内環境を良い方向に導いていきます。
キムチに含まれる乳酸菌が花粉症に効く!と言われる理由は、
ココにあるのです。
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すべてのキムチが花粉症に効くわけではない!?
キムチが花粉症にいいなら早速買ってこなくちゃ!
と、早まる気持ちは少し抑えましょう。
キムチの中には、
「花粉症改善に効果が高いキムチ」と「そうでもないキムチ」があります。
ちゃんと見極めて選ばないと、
キムチの効果を得ることはできませんよ!
それでは、
花粉症改善に効果が高いキムチを見極めるポイントをお話しします。
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「魚介系の塩辛」が使われているキムチが正解
花粉症改善のためにキムチを選ぶ際は、
「魚介系の塩辛」がふんだんに使われているものを選びましょう!
原材料表示に、
- アミ塩辛(エビ塩辛)
- イカ塩辛
- イワシ塩辛
- イシモチ塩辛
などと書かれているものです。
この魚介系塩辛の中に、
植物性乳酸菌の元となる菌がいるのです。
逆を言ってしまえば、
これが入っていないキムチの中には、
植物性乳酸菌は入っていません。
「キムチ風」を買っても意味がないワケです。
そして、さらにポイント!
上でご紹介したような魚介系塩辛が、
なるべく原材料表示の早い順に書かれているキムチの方がおすすめです。
原材料表示は、
含まれている量が多いもの順に記載されるからです。
魚介系塩辛がたくさん含まれているキムチの方が、
花粉症改善に効果のある乳酸菌を多く含みます。
一言でキムチと言えども種類は様々。
コレ安いから買う!
という基準は、安物買いの銭失いになりかねません。
あくまで「キムチの中に入っている乳酸菌」が、
花粉症改善に効果をもたらしてくれるのですから。
それに見合った商品選びをしていきましょう。
ちなみに、専門店では比較的手に入りやすいです。
一番大切なのは隠れた原因を解決すること
「○○を食べると花粉症が良くなる」
という表現は、色んなメディアでも見られます。
それ故か、まるでその食材が
即効性のある薬のように見えてしまうことがありますよね。
しかし、その食材だけに意識を集中してしまうのではなく、
もっと広い範囲で「原因」を見渡してみましょう。
花粉症の症状が出るのは腸内環境が良くない
↓
腸内環境が悪くなった原因は何?
と視野を広げれば、
今まで見えてこなかった「新たな原因」が見えてきます。
ちなみに、腸内環境が悪くなる原因トップ3は、
- 偏った食事(肉食、洋食中心で野菜を食べない)
- ストレス
- 風邪や病気など他の体調不良から
です。
花粉症の症状が出るのは腸内環境が良くない
↓
腸内環境が悪くなった原因は何?
↑
ココをどうにかしないことには、
いくら「効果がある食材」を集中して食べたとて望み薄です。
人間どうしても、
簡単に解決できる方法に飛びつきがちです。
しかし、本当に悩みが深い問題なのであれば、
隠れた原因を解決するのが一番ですね。
キムチの乳酸菌のパワーは確かに素晴らしいです。
しかしそれは、あくまで「最強助っ人」ではなく「応援団のうちの一人」。
上手に摂りいれつつも、
隠れた原因も同時に解決する意識を持っていきましょう。
ちなみに、私は1年くらいかけて食事を見直した結果、
花粉症がほぼ改善された経験があります。(今も継続中!)
興味がある方は、
その記事も合わせて読んでみてくださいね。
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