口角が切れてツラいことってありませんか?
ちょっとでも大きな口を開けようもんなら、ビリッ!とした痛みと共に、じわ~っと血が出たり・・・。
これじゃあ、食事や会話が楽しめませんよね!!痛いよ!!
私はつい最近、1週間以上続く口角の切れに悩み、病院に行きました。
そこでお医者さんから聞いた話をまとめると、口角が切れる原因は主に3つある!ということが分かりました。
ひとつずつ説明していきますね。予防や回復の参考にしてください!
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口角が切れる主な原因3つ
「口が切れたくらい大したことないよ!舐めときゃ治る!!」
なんて侮っていては、なかなか治ってくれないかもしれません。
なぜなら、口角が切れる原因には、結構深刻なものも含まれるからです。
原因① カンジダ(真菌)が悪さをしている
両方の口角が切れている場合は、一番可能性の高い原因がカンジダ(真菌)です。
よく「口角炎」という症状で呼ばれるものです。
カンジダは、カビの一種です。
カビと聞くと、一瞬ぎょっとしてしまいますが、人間の皮膚にいつもいる「常在菌」です。
カンジダは普段は何もしない、おとなしい子です。
しかし、体調不良などで免疫力が落ちると、途端に増殖!皮膚に炎症を起こすやっかいな菌に早変わりするのです。
原因② 口唇ヘルペスになっている
片方の口角が切れている場合には、「口唇ヘルペス」の疑いがあります。
「単純ヘルペスウイルス1型」というウイルスに感染していると、身体が疲れた時や、風邪気味で調子が悪いときなどに、口の周りに痛痒い水ぶくれができるます。
口唇ヘルペスは、唇の周りのどこにでもできます。
それが口角の部分だと、水ぶくれに亀裂が入って切れることもあります。
私が受診をしたときには、お医者さんが口元をデジカメで撮って、毛穴が見えるくらい拡大しまくり、ヘルペスかどうかを確かめていました。
ただ切れているだけなのか、ヘルペスに感染しているのかは、よく見ないと見分けがつかない場合もあるのかもしれません。
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原因③ 生活習慣の乱れ!
カンジダでも、ヘルペスでもないのに口角が切れるのは、生活習慣の乱れが原因です。
※私は片方の口角が切れていましたが、原因はコレでした。
「生活習慣の乱れ」なんて、おそらく何万回も聞いたことのある言葉だと思いますので、もうちょっと具体的に言うと・・・
- 疲労
- ストレス
- 睡眠不足
- ビタミンB2、B6不足(どちらも皮膚の健康に大切なビタミン)
が主な原因です。
さらに、私の場合の具体例を出すと・・・
- 外食の機会が多かった(油っこいものが多い食事)
- 寝る直前にスマホを見る日が続いたため、眠りが浅く、寝不足になっていた
- アルコールを飲む機会が多かった
こんな生活をひと月ほど続けていたら、口角が切れて痛い思いをしました。
ちなみに、私が診てもらったお医者さん(皮膚科)曰く、
「条件が重なって免疫力が落ちると、”皮膚の弱い部分”にしわ寄せが来るんだよね。”皮膚の弱い部分”っていうのは、口角とか、目じりとか、おへそとか、皮膚がくしゃっとなっているトコロね」
とのこと。
私の場合は菌やウイルスに感染するまではいきませんでしたが、結局不摂生で弱ると、身体のどこかにしわ寄せが来ることを身をもって感じました。
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ここまでまとめると、口角が切れるのは、
普段の生活でムリをしている・栄養や睡眠が足りてない!
↓
皮膚の弱点(口角)にしわ寄せがくる!
↓
切れるだけならまだしも、カンジダやヘルペスにかかるかもしれない!
という流れになることが分かりました。
いずれの原因にせよ、素人目では、カンジダなのか?ヘルペスなのか?ただ切れているだけなのか?判断しきれません。
おとなしく、皮膚科へ!!
症状に合った塗り薬や、ビタミン剤を処方してもらえます。
口角の切れ改善の助っ人!ビタミンB2、B6を不足させないためには!?
ビタミンはどれも身体の健康に大切なものですが、その中でもビタミンB2とB6は、不足すると皮膚の状態にモロ影響が出てくるようです。
皮膚の弱点である口角が切れるのは、まさにそれを代表したような症状ですね。
ビタミンB2とB6は、普段からバランスのいい食事を心がけていれば、口から十分量を摂取できます。
しかーし!!
口からはきちんと摂っているつもりでも、「体内で消耗しちゃっていつの間にか足りなくなっている・・・」という場合があります。盲点!
そんな、「体内で消耗しちゃっていつの間にか足りなくなっている」ケースとは・・・
油っこい食事が多い!
油の代謝にビタミンB2が使われるため、油っこい食事が続くと、知らず知らずのうちにビタミンB2を消耗!
アルコールをよく飲む!
ビタミンB2、B6を含め、ビタミンB群はアルコールに弱い性質があります。晩酌が習慣になっている方は、不足しているかも・・・
パン食が多い!
市販のパンによく含まれているベーキングパウダーは、ビタミンB2を壊してしまう特徴を持っています。
ちなみに、口角が切れてなかなか治らない・・・と悩んでいた私。このとき、上の全てのケースに当てはまっていました。
口からは十分摂れていると思っていても、実は身体の中で、ビタミンB2とB6がどんどん消耗していた!
口角の切れをなるべく早く改善するには、お医者さんからもらったビタミン剤をちゃんと飲むのが大事です。
しかし、それは単なる一時しのぎにすぎません。
普段の食事で気を付けておかないと、また繰り返すことになるかも!?
良くなったからと言って途端に、好きなものだけ食べまくり、飲みまくり、は禁物ですね。
野菜・肉・魚・海藻・きのこ・豆類、そして米!
バランスよく、和食でいただく習慣を心がけていきましょう。
そして、アルコールはほどほどに。
ちなみに、ビタミンB2とB6が含まれている食べものは、次の通りです!
●ビタミンB2を含む食品
レバー・魚・卵・豆類・キノコ類・乳製品・緑黄色野菜 など
●ビタミンB6を含む食品
肉・魚・玄米・卵・ゴマ・ニンニク・大豆・野菜全般 など
※水溶性のビタミンなので、汁ごと食べられる料理で口にするのが、栄養の損失が少なくておすすめです!
まとめ
口角が切れて、痛い、口が開けられない、しみる・・・。
そんな憂鬱な症状の3大原因は、
- カンジダ(真菌)に感染した!
- ヘルペスウイルスに感染した!
- 生活習慣の乱れのしわ寄せ!
でしたね。
その中でも、大元ともいえる原因が生活習慣の乱れ!
「最近忙しくて、口にするものの栄養バランスを気にしてないかも・・・」
「ストレス解消で、ついついお酒が進んじゃう・・・」
「外食する機会が多くて、いつも油っこいメニューを食べてる・・・」
「寝不足が続いて疲れてる・・・」
こんなシーンに心当たりのある人は、口角の切れが「カラダ、ムリしてるよ!」とメッセージを放っているかもしれません。
何がともあれ、切れた部分をササっときれいにするためにはまず皮膚科へ!
そして普段の生活では、口角が切れるのをもう繰り返さないために、「ムリしてるな~」と思うポイントをなくすように心がけてみてください!
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