みんなと一緒にいても、なんだか私だけ蚊に刺されてる・・・。そんな経験ありませんか?
モテたくもない蚊にモテモテになるのは、もしかしたらあなたの体質が「酸性」に傾いているからかもしれません。
昔からささやかれる、「蚊に刺されやすい人は酸性体質なんだよ」説。
これって一体どういうことなの?
虫刺されと酸性体質の関係に注目してみました。
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そもそも酸性体質って何?
酸性体質とは、身体の中の体液が酸性に傾いた状態のことを言います。
思い出してみてください。小学校の頃の理科の実験!
液体が酸性かアルカリ性かを判断するのに、pH(ペーハー)ってありましたよね?全身ピンクの夫婦のこととちゃいますよ。
そのpHは0から14まで数値があります。0が強酸性、7が中性、14が強アルカリ性です。
人間の体液は、通常ならばpH7.35~7.45の中性よりのアルカリ性です。
しかしこれが、いろいろ諸々の原因でpH7.35以下になった時。性体質になっている状態ということです。
では、酸性体質になるいろいろ諸々の原因とは何か?ということですが、普段の生活習慣の中に潜んでいて、結構ギクリとします。
<酸性体質の原因となる生活習慣>
- 油っこいものや甘いものをたくさん食べる
- アルコールやタバコなど嗜好品をたくさん摂る
- 疲れている
- ストレスを溜めている
この4つに当てはまれば当てはまるほど、酸性体質の可能性大ということになります。
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どうして酸性体質が蚊に刺されやすいのか?
蚊はターゲットをロックオンするときに、次の3つのセンサーを使っているそうです。
①二酸化炭素用センサー(人の呼吸を感知する)
②赤外線用センサー(人の体温を感知する)
③乳酸用センサー(人の汗を感知する)
酸性体質の人は、③の乳酸用センサーによって、蚊に選ばれます。
酸性体質の人の体内には、通常よりもたくさんの乳酸(=酸性物質)が溜まっています。(いきなり走ったら足の疲労感がハンパなくなる原因)
それが汗となって身体から出てきたところを、蚊がロックオンするわけです。
よく言われる「妊婦さんや子供は蚊に刺されやすい」というのは、酸性体質だからということではありません。
妊婦さんや子供は、体温が高く呼吸もたくさんしますよね。
ということは、
①二酸化炭素用センサー(人の呼吸を感知する)
②赤外線用センサー(人の体温を感知する)
この2つのセンサーに引っかかって、蚊が寄ってくる仕組みです。
大して運動していないし、大して汗もかいてない。おまけに体温は低め。なのに蚊に刺されるんですけど!!
という方は、酸性体質・・・かもしれませんね。
蚊に刺されにくくする体質になりたい!
蚊に刺されやすい酸性体質から抜け出すには、酸性体質を作る原因を取り除く必要がありますね。
- 油っこいものや甘いものをたくさん食べる
- アルコールやタバコなど嗜好品をたくさん摂る
- 疲れている
- ストレスを溜めている
この4つを取り除く・・・。
人によっては、ハードル高いですよね。
だって、油っこいもの、甘いもの、嗜好品は依存性が高いし、ストレスに関しては「はい!今日からストレスフリーになりましょう!」とすぐには切り替えられないもの。
食事の内容をすんなり変えられる方は、油っこいものや甘いもの、嗜好品を少なくして、野菜・海藻類・豆類(ナッツ類)・レバー類を意識して摂るといいです。
また、個人的な感覚ですが、寝る直前にスマホを見ない、寝酒しない。
この2つで睡眠の質がかなり上がって、翌日の疲れは少なくなります。
とは言っても、お菓子やジャンクフードでストレス解消しているし、止めたら余計ストレス溜まるし、連日残業で疲れまくってるし、昨日の上司から受けた嫌味が解せなくてうおぉぉぉ・・・!!!!
という、酸性体質まっしぐらの道からなかなか抜け出せない方は、まずは「深呼吸」をしてみましょう。
鼻からお腹いっぱいに息を吸って、口から細く長く吐く。
たったこれだけですが、深呼吸はストレスを緩和させることが証明されています。
まずはココロを穏やかに。食事を見直すのはそれからゆるゆると。
私、ストレスのせいで酸性体質かも。と思った方には、こちらがおすすめの方法です。
まとめ
蚊にモテモテとなる酸性体質は、日頃の生活習慣で作られてしまいます。
虫除けスプレーなどで、物理的に蚊を寄せ付けないのも一つの方法ですが、蚊に気に入られない体質を作るのも大事ですね!
酸性体質(身も心も疲れた状態)で寄ってくるのは蚊。
そんな切なすぎる体質からは、早いことサヨナラしてしまいましょう!!
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