お腹だけじゃない!頭痛症状を引き起こす5大食中毒!

この記事は4分で読めます


食中毒と言えば、下痢や嘔吐など「胃腸に問題が起こる病気」だとイメージしますね。

 

しかし、中には頭痛を伴う食中毒もあります!

 

一体どのような食中毒菌に感染すると、頭痛がするのでしょうか!?

その時の対策法は!?

 

詳しく見ていきましょう。

 

 

 


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頭痛がする5大食中毒とは!

 

頭痛のする食中毒の、代表的な5つを挙げていきます。

 

 

 

サルモネラ菌

生卵

 

主な症状は、腹痛、下痢、頭痛、発熱です。

 

サルモネラ菌が身体に入ってから1日~2日くらいで症状が出てきます。

 

加熱不足の豚肉や鶏肉、肉を扱った後の調理道具(まな板、包丁、ボウルなどの洗いが足りなかったとき)卵を使った食品から感染する場合が多いです。ペットから感染する場合もあります。

 

 

 

カンピロバクター

鶏肉

 

主な症状は、腹痛、下痢、発熱、頭痛、嘔吐(吐き気)です。

 

この菌は感染してから症状が出るまでに少し間が開きます。2日~7日の潜伏期間のあと、症状が出始めます。

 

 

はじめに頭痛や身体のだるさなど、風邪に似た症状が出て、次いで胃腸症状が出てきます。

 

病院での最初の診断では、風邪と間違われるケースもあるようです。

 

 

加熱不足の肉やレバー、(特に鶏肉)肉を扱った後の調理器具、井戸水や湧水からの感染が多いです。

 

 

 

ボツリヌス菌

自家製の漬物

 

主な症状は、めまい、頭痛、麻痺、視野の異常などです。

 

身体に菌が入ってから18時間~36時間で突然症状が出ます。

 

重症のまま治療をせずにいると死に至る場合もある危険な食中毒です。

 

 

自家製の保存食、自家製の海産物、海外のつけもの、海外の魚介加工品などが感染のもとになることが多いです。

 

 

 

ノロウイルス

生ガキ

 

主な症状は、嘔吐、下痢、腹痛ですが、頭痛や発熱を伴う場合もあります。

 

ウイルスに感染してから1日~2日後に症状が出てきます。

 

ウイルスが溜まった二枚貝を食べたり、感染した人から移ったりして発症することが多いです。

 

 

 

ヒスタミン食中毒

マグロ

 

主な症状は、じんましん、頭痛、嘔吐、下痢顔が赤くなることです。

 

ヒスタミンという成分を含む食品を食べたことで発症します。

 

食べてから1時間ほどで症状が出てくるので、原因になった食べ物が特定しやすい食中毒です。

 

 

カジキマグロ、ブリ、マグロなどが原因になることが多いです。

 

 

 

 

頭痛のする食中毒の代表的なものを挙げました。

 

頭痛のみという症状のものはなく、必ず、他にも身体の異常が出てきます。

 

 

食中毒は、自然に治るものもあれば、放っておくと命が危ないものもあります!自己判断はしないほうがいいですね!

 

 

食べたものに心当たりがあったり、少しでも「おかしい・・・!」と思ったら、面倒でも時間を作って病院へ行くべきです!!

 

病院

 

症状がひどい場合は、入院となります。

 

私の知人が食中毒で入院しましたが、点滴とトイレがお友達だったそうです。

そんなお友達とは長いお付き合いはしたくありませんね・・・。

 

 

身体の水分も、体力も、精神力も、ごっそり奪っていく食中毒。

 

胃腸症状のみならず、頭痛も感じるとなると、それはそれは辛い目に遭うことは簡単に想像ができます・・・。

 

 

 


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覚えておきたい!今すぐできる応急処置

 

もしかして食中毒かも・・・

という時に覚えておきたい、そして、気を付けたいポイントをまとめました!

 

症状が出た場合は、これを参考にしつつ、お早目に病院へ!!

 

 

 

とにもかくにも水分!

 

水分

 

人間は半分以上が水分でできています。

 

生きるのにまず必要な水分が、下痢や嘔吐で出ていってしまっているので、とにかく水分補給をしましょう!

 

少しずつで構いません。

 

 

スポーツドリンクや経口補水液、麦茶など、塩分やミネラルも一緒にとれるものが最適です!

体温に近い温度にすると、胃腸に負担がかかりませんよ。

 

 

 

薬は飲むな!!

 

服薬禁止

 

下痢や嘔吐、頭痛は辛いものです。

 

この症状を止めるために、手元にある下痢止めや、鎮痛剤を飲みたくなる気持ちは分かります。

 

 

しかし!飲まないでください。

 

下痢や嘔吐をすることで、身体から原因の菌を出しています。

 

それを止めてしまうと、菌が身体の中に長くとどまることになり、もっと症状が重くなってしまいます!

 

 

薬は病院で処方されたものを飲むようにしましょう。

 

万が一、手元の薬を飲んでしまった場合は、病院に行く際に持っていきましょう。

 

 

 

寝る姿勢に注意!

 

寝る 横向き

 

食中毒になったら、まして頭痛も伴うものなら誰しも寝ますよね。

まさかいつも通りに、立ち歩いて生活している人はいないはずです。

 

 

この時に注意したいのが、寝て休んでいるときの姿勢です!

 

仰向けはNG、横向きがOKです!

 

吐いたものが喉に詰まるのを防ぐためです。

 

 

 

この3点に注意して、お早目に病院へどうぞ!!

 

 

よく、
「下痢が1日10回以上になったら受診の目安」
とか
「血便が出たら受診の目安」
とか言われます。

 

 

でも、実際に症状が出て苦しい時に、いちいち下痢の回数なんて数えてられませよね!

 

症状の具合によりますが、「早くこの症状をなんとかしたい・・・!」と思うのであれば、病院で適切な治療を受けるのが一番です。

 

 

 

まとめ

 

胃腸の症状だけでなく、頭痛も引き起こすことのある食中毒。

 

頭痛

 

ただし、頭痛のみという症状のものはないようです。(頭痛から始まって、その後に胃腸症状が出てくる食中毒はあります

 

 

頭が痛い、気持ちが悪い、吐いた、お腹を下している・・・というのは、身体が何かに拒否反応を示している証拠!

 

身体の声を正直に聞いて、効果のある方法で治めたいですね!

 

 

食中毒の菌は目に見えません。

 

実際にかかってみると
「コレを食べたことによる、この菌の症状だな!」

なんて、冷静なジャッジはできないでしょう。

 

冷静なジャッジと、適した治療は、病院と言う第三者にお任せして、症状が出ている間は身体を休めることに集中したいですね!

 

 

 

食中毒の症状については、こちらの記事でも紹介しています。合わせて参考にどうぞ。
→貝の食中毒 危険すぎるその症状とは・・・!?

 

→【閲覧注意】刺身の食中毒はヤバい!その症状とは!?

 

→胃腸風邪は夏も要注意!その症状はピンキリです。

 

 

 

 

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