領収書の書き方 内訳を書き忘れると損をするかも!?

この記事は4分で読めます

えーっ!

領収書のフォーマットの隅に、さりげなく書かれている「内訳」

 

さりげないですが、実は大きな意味があります!

 

適当には書けない内訳、
省いてはいけない内訳、

その理由とは・・・!?

そして、正しい書き方は!?

 

 

領収書の「内訳」を掘り下げていきます!

 

 

 


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たかが「内訳」されど「内訳」

 

冒頭から、内訳って実は重要だよ!と言っています。

 

それはなぜなのか!?

 

その理由は「収入印紙」にあります。

 

 

 

収入印紙とは?

 

収入印紙

 

収入印紙とは、「印紙税」という税金の一種です。

 

お金のやり取りにかかわる書類のうち、「課税文書」と分類される書類にかかってくる税金です。

 

収入印紙をその課税文書に張り付けて、消印を押すことで納付したとされます。

 

 

領収書はその「課税文書」にあたり、受け渡しした金額に応じて、収入印紙の額が次のように決められています。

領収書の印紙税額

 

  • 5万円未満・・・非課税
  • 100万円以下・・・200円
  • 100万円超 200万円以下・・・400円
  • 200万円超え 300万円以下・・・600円
  • 300万円超 500万円以下・・・1千円
  • 500万円超 1千万円以下・・・2千円
  • 1千万円超 2千万円以下・・・4千円
  • 2千万円超 3千万円以下・・・6千円
  • 3千万円超 5千万円以下・・・1万円
  • 5千万円超 1億円以下・・・2万円
  • 1億円超 2億円以下・・・4万円
  • 2億円超 3億円以下・・・6万円
  • 3億円超 5億円以下・・・10万円
  • 5億円超 10億円以下・・・15万円
  • 10億円超・・・20万円
  • 受取金額の記載のないもの200円
  • 営業に関しないもの非課税

 

このように、金額が5万円を超える領収書には、収入印紙の貼り付けが必要です。

 

では、収入印紙と内訳がどう関係してくるのでしょうか?

 

 

 

内訳を書かないと損をする!?

 

内訳を書かないと、余計に税金を払わなければならないケースがあります!

 

 

分かりやすいように、例を挙げてみますね!

 

消費税込53460円の領収書を書いたとします。

 

内訳を書かずに金額を記入した場合、

 

領収書内訳ナシ

 

真ん中に書いた金額(53460円)が、収入印紙を貼るかどうかを判断する基準になります。

 

ということは、5万円を超えているので、200円の収入印紙を貼ることになりますね。(=200円の印紙税を納めるということ)

 

消費税込みの金額に、さらに印紙税をかける。

 

おやっ!?二重課税に!!

 

 

でも、内訳が書いていないと、「53460円」で印紙税の有無を決めるので、収入印紙は貼らなければなりません。

 

 

では、内訳を書いた場合はどうなるでしょうか?

 

領収書内訳アリ

 

この場合、収入印紙を貼るかどうかの判断は、消費税抜き価格の49500円になります。

 

ということは、5万円未満なので収入印紙は貼らなくていいのです!

 

200円の節税になりました!

 

 

このように、内訳を書くかどうかで、収入印紙を貼るかどうか?の判断収入印紙の額が変わってきます!

 

 

隅っこだけど、あなどれない!内訳!!

 

というわけで、内訳はちゃんと書いた方がいいですね!

 

 

 


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税抜き価格が分からない!内訳はどう書くべき!?

 

まぁめったに、税抜き価格が分からないことってないと思うんです。

 

レジ

 

でも、万が一税抜き価格が分からない場合、内訳はどう書くのか!?

 

これも、例を挙げて見ていきましょう!

 

 

消費税込みで10000円の商品。
税抜き価格が分からない!!内訳はどう書く!?

 

私のようなズボラだと、ついついテキトーに税抜き「価格9500円 消費税500円」と、書いてしまいたいところです。笑

 

 

ですが、ちゃんと計算すると9500円の税込価格は、10000円ではなく、10260円ですよね。

 

つじつまが合わなくなってしまうので、ここはきちんと計算して、

 

税抜き価格9259円(または9260円)
消費税 741円(または740円)

と書くのが正しいです。

 

 

まぁ、そんなテキトーなことは、できるビジネスマンはしないと思いますけどね。

 

一応、ご紹介しました。ズボラさん用に。笑

 

 

 

まとめ

 

領収書の隅っこの内訳も、重要な意味を持っていることが分かりましたね!

 

領収書

 

内訳を書くか書かないかで、収入印紙を貼るか貼らないかが変わる可能性がある!!

または、収入印紙の金額が変わる可能性がある!!

 

よって、領収書の内訳はきちんと書くべし!!

 

ということです。

 

 

血液型がともにAB型の両親から生まれた生粋のB型の私は、こういう細かな部分が雑です・・・。

 

この記事を書いている途中で、ちょっと戒めのような気持ちになってきました。笑

 

細かい部分をきちんとこなせる人間になって、デキる大人を目指します!

 

 

領収書については、宛名の「上様」も気になるところですよね。

 

こちらの記事で、チェックしてみて下さい。↓
→領収書の書き方のナゾ!宛名の「上様」はアリかナシか!?

 

 

 

デキるビジネスマンになろう!
仕事に役立つ豆知識はこちらです。↓
→会社員なら知っておきたい!マネーとマナーの知識まとめ

 

→出来てる?手書きの領収書 正しい書き方7つのポイント!

 

 

 

 

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