チョコレートと準チョコレートの違いをめっちゃ深掘りしてみた

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チョコレート

さて、
甘い食べ物を女子が男子にプレゼントする季節がやってきましたね。

 

街中を見渡せば、
そこら中にきれいなラッピングのチョコレートが!

 

バツイチで未だに素敵なご縁がない私は、
2人の小さな恋人たち(=息子)に渡すくらいでバレンタインが終わりそうです。

 

 

そんな冷静な心境のせいなのか、
あることに疑問を抱いてしまいました。

 

チョコレート製品の中には「準チョコレート」っていうのもあるけど、
これってチョコレートとどう違うの??

 

 

はい、私はきらびやかなラッピングの裏の
原材料表示を見ております。

 

健康が気になる30代。
食べ物に何が入っているのかが気になるのです。笑

 

 

でも、
チョコレートと準チョコレートの違いが気になる人って、
世の中にきっといるはず!!

 

というわけで、
純水な疑問を解決すべく、いろいろ調べてみました。

 

 

ココが違うよ!チョコレートと準チョコレート

 

チョコ

 

準チョコレート。

 

頭に「準」がつくだけで、
「たぶん、チョコレートよりもチョコレートじゃないんだな」
という雰囲気が満々ですね。

 

そうなんです。
チョコレートよりも何かが足りないから準チョコレートなんです。

じゃあ何が足りんのさ!?

 

 

それを知る2ステップを今からご説明しましょう。

 

 

 


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STEP1 「チョコレートの素」を知る

 

カカオ

 

そもそもの話ですがチョコレートとは、
ウィキペディアさん曰く、

 

カカオの種子を発酵・焙煎したカカオマスを主原料とし、
これに砂糖、ココアバター、粉乳などを混ぜて練り固めた食品である。
略してチョコともいう。

 

らしいです。
略してチョコと言うんですよ。奥さん。

 

 

この、カカオマスに砂糖やらなんやらを混ぜた「チョコの素」の中に、
さて、一体どれだけカカオ分(カカオ由来の成分)が入っていますか?

というのが、
チョコレートと準チョコレートの分かれ道です。

 

 

  • カカオ分が35%以上
  • カカオ分が21%以上で、
    カカオ分と乳固形分(牛乳から水分を引いた、要はまろやか成分)の合計が35%以上

 

このチョコの素(チョコレート生地)を使っている製品はチョコレートです。

 

チョコレート

 

 

 

  • カカオ分が15%以上
  • カカオ分が7%以上で、カカオ分と乳固形分の合計が12.5%以上

 

このチョコの素(準チョコレート生地)を使っている製品は準チョコレートです。

 

準チョコレート

 

 

 

数字がいっぱい出てきてこんがらがりそうですが、
ざっくりまとめると、

カカオ分の多いチョコの素を使っているのがチョコレート
少ないチョコの素を使っているのが準チョコレート

ということです。

 

 

 

さぁこれで、
チョコレートと準チョコレートの違いは完璧だぜ!
というあなた、ちょっとお待ちを!

 

お次のステップがあります。

 

 

 


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STEP2 チョコの素の配合比率でさらに種類が分けられる!

 

チョコ

 

さて、チョコの素が出来上がったら、
今度はそれを心ときめく製品に仕上げていくわけですが、
ここからさらに種類が分けられます。

 

 

真の「チョコレート」とは、
カカオ分の多いチョコの素(チョコレート生地)を、
全体の60%以上使ったものにのみ与えられる称号です。

 

ナッツとかドライフルーツとかが混ざって、
チョコの素が60%を下回ると、
「チョコレート菓子」という若干チープなネーミングになります。

 

 

 

同じく「準チョコレート」も、
カカオ分の少ないチョコの素(準チョコレート)を
全体の60%以上使ったもののみ付けられる名前です。

 

60%以下のものは「準チョコレート菓子」となり、
もはやカカオ分はエッセンス程度になります。

 

 

 

ここまでの話をまとめると、
チョコレートと準チョコレートのそれぞれの特徴は、

  • カカオ分の多いチョコの素を全体の60%以上使ったものがチョコレート
  • カカオ分の少ないチョコの素を全体の60%以上使ったものが準チョコレート

ということになりますね!

 

 

 

味の違いはあるのか!?

 

おやつ

 

チョコレートと準チョコレートを無駄に深掘りできたところで、
では肝心の「味」に違いはあるのか!?
という部分もお伝えしましょう。

 

 

 

★香ばしさの違い

 

カカオ分の多いチョコレートのほうが、
カカオ豆をローストした香ばしさを感じることができます。

準チョコレートは鼻に抜ける香ばしい香りが少なく、
舌で感じる甘みのほうが印象強いです。

 

 

★まろやかさの違い

 

チョコレートは準チョコレートに比べて、
乳脂肪分が多く含まれているので、まろやかな味になります。

準チョコレートは、乳脂肪分の代わりに植物油脂を含んでいる場合が多いです。
なのであっさりとした後味になります。

 

 

★滑らかさの違い

 

チョコレートは口当たりが滑らかなのに対し、
準チョコレートは若干粉っぽい舌触りになります。

 

 

 

以上、30数年チョコが大好きで継続的に食べている私の主観ですが、
おそらく食べ比べてみたら納得いただけるでしょう。

 

 

 

まとめ

 

板チョコ

 

チョコレートと準チョコレートの違いについて、
お分かりいただけましたか?

 

 

えっ!?
バレンタインデー前に見たら夢がなくなるって?

 

現実を見るべし!!!!

 

 

 

外観(ラッピング)だけの判断だけでなく、
中身(質)も含めて判断したほうが、
何かと「良いもの」に出会えますよ。

 

というお話です。

 

 

チョコだけに限らず、
「モノ・人」両方に取り入れたい視点ですね!

 

 

 

 

 

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