じわじわ世間に認知されつつある「お盆玉」
お盆で親族が集まった際に、ポチ袋に入れてお小遣いを渡す・・・というアレですね。
そこで浮かぶのが、人に何かお金を渡す際には必ず付きものの「相場はいくら?」という疑問。
さて、新しい習慣ゆえに知らないぞ!お盆玉の相場!
実際にどれくらいの割合の子供がお盆玉を貰っているのか?
そして、その金額の相場はいかほど?
お盆玉の相場について、有力情報を拾って考察してみると、お金以外にも渡したいものが浮き彫りになりました。
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最新お盆玉の相場情報!いくら貰ってる?
お盆玉の相場について、有力といえる情報が載っていたのはこちらのサイトでした↓
<参考>「生活の知恵が集まる情報サイト nanapi(ナナピ)」
https://nanapi.com/ja/127357
ここでは、大手人材広告会社マイナビが調査した、お盆玉の傾向を見ることができます。
一部抜粋↓
2015年9月に実施した最新調査では、お盆玉を貰った子供や孫の割合は37.4%と4割程度でした。
~中略~
さて、気になるお盆玉の相場についてはお年玉と同じように特に決まりはありませんが、平均的には以下の金額が目安となります。
小学生 1000円~3000円
中学生 3000円~5000円
高校生 5000円~10000円
・・・という感じのようです。お盆玉の相場。
ただし、この相場の額について実際の調査結果はありませんでした。おそらく「このサイトの見解」なんでしょうね。「一般的に、お小遣いで貰ってそうな金額」を提案してくるあたり、確かに「相場」と呼ぶのにふさわしい・・・。
また、「お年玉よりも若干少ない金額」なんて説も、今のところよく言われている相場です。これはもはや、お盆玉をあげる側の感覚に丸投げしている感じ。
しっかり金額として提示してほしい人は、nanapiが提案する相場を参考にしてみるといいかもしれません。
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お盆玉の相場について、もう少し突っ込んで考えてみる
お盆玉については、メジャーになったのが2010年頃からなので、まだまだ意見が分かれるところですよね?
「何でそんなものあげなきゃいけないの?」
「相場が高すぎ」
「お盆玉をあげなきゃいけないから、孫に会うのがツラい(←切実すぎる・・・)」
企業によるお盆玉商戦が毎年少しずつ拡大していく中で、このように違和感を感じる人も多いです。
確かに、急にポッと「お盆玉」と言われて、意味も分からずお金を渡すのは気持ち悪い。そして何より、もらう側も大して意味が分からず、ただラッキー!と懐に収めるだけの習慣になっては、もっと気持ちが悪い。
もらう側って、大抵の場合子供ですからね。
「なんとなく持っていていいものに違いない」というイメージだけがある状態で、「お金が持つパワー」については、それほどピンと来ていないのが実情だと思います。
お金は物質的に見ればただの紙切れですけど、世の中のどんなサービスを受けるのにも使えるし、それ故に犯罪や妬み嫉みの原因になっちゃうこともあるパワーのあるものですからね。
それを、ただ「一般的な相場はこれくらいの金額だから」で渡しちゃっては、ちょっと危険な気がします。
お盆玉をあげるもあげないも自由です。企業の戦略で打ち出された新しい習慣なので、絶対あげなきゃってことはないと思います。
それでもお盆玉を渡そうと思うのであれば、「貰った本人が有意義に使える金額」を相場にした方がいいのでは?
小学生の孫や甥姪が、なんかのキャラクターにハマっているのであれば、その関連グッズを一つだけ購入できる分の金額とか。
野球が大好きな中学生なら、ボロボロになったグローブを買い替える為の予算分とか。(別に満額じゃなくてもいいよね!)
周囲の目が気になるナイーブな年頃の高校生には、テーマパークのチケットをあげるとか。(お金を「チケット」に変えると、使う用途が制限される分、お金特有のギラギラ感がなくなりますよね。)
意味も分からず「ただ習慣で貰えるから」で手元にやってきたお金は、そのパワーを持て余して変な使い方をしちゃいますよね。冷静に考えれば要らないと思うものを買ったり、「これだけ貰ったんだぜ~」と人にアピールしてみたり。
お盆玉にまつわる、しいてはお金にまつわるモヤモヤをスッキリさせるには、「そのお金は何の役に立つの?」を深堀りしてみる。
そうすれば、果たしてあげるのかあげないのか?
あげるなら、受け取った側が有意義に使える金額はいくらか?
という、「受け取る側の状況に合わせた意味のある相場金額」が導き出せるんじゃないのかな?と思います。(※子供がいっぱいいる場合は、金額を多少揃えないといけないかもしれないけど!)
まとめ
お盆玉の相場は、〇〇円を目安に渡すといいですよ!とナビゲートしてくれるサイトでも参考になります。
しかし、意味のないお金の受け渡しは心がギスギスしますよね。
せっかく渡すなら、孫が、甥が、姪が、迷わず使い道が分かる「意味のある金額」を。お金だけじゃなくって、そのお金が持つ意味(受け取った人の何に役立つのか?)も渡せるといいですね!
あ、それと、お墓参りやご先祖様への感謝も忘れずに!!
こちらの記事も合わせて読むと、ちょっと為になるかもしれません↓
>>えっ!そうだったのか!?日本の習慣の由来ウソ、ホントまとめ
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