暖かい日差し、軽やかな色の青空、
それと共に、どこからともなく咲き始める薄紅色の花。
「あ、桜が咲き始めた!春だなぁ・・・。
・・・。
・・・。
あれは・・・桜?梅?それとも、桃?」
ぶっちゃけ、見分けがつかないときってありません?
キレイだったら何でもいいじゃん!
と、済ませてしまえばそれまでです。
でも!(そろそろいい歳だし)
日本の春を彩る花の区別くらい付けておきたい!
あそこに咲いている花は、
果たして梅なのか!桃なのか!桜なのか!?
その見分け方を難易度別にまとめてみました。
難易度<低> 花の形や咲き方で見分ける
遠目から見るとどれも同じように見える、梅・桃・桜の花。
しかし、この3種類の花をよ~く見てみると、
それぞれ特徴があります。
★梅の花の特徴
- 花びらの形が丸い(例外の品種もある)
- 1か所から1つずつ、枝から直接咲く
- 花が咲いているときは葉っぱが出ない
★桃の花の特徴
- 花びらの先がとがっている(例外の品種もある)
- 1か所から2つずつ、枝から直接咲く
- 花と同時に葉っぱが出る
★桜の花の特徴
- 花びらがハート形(例外の品種もある)
- 枝先から茎が伸びていて、その先にまとめて咲いている
3種類とも「八重」の品種になると、
花びらの形で判別するのが難しいです!
花の咲く位置で、桜かそれ以外の2種類か、
同時に葉っぱが出ているかどうかで梅か桃か?
といったような見分け方をするといいですね!
そっと花に近づいて、
「あ・・・・コレは○○ね」
なんて言っている姿は女子力高し!
ただし、この時期毛虫がおるから刺されんように注意やで!
スポンサーリンク
難易度<中> 咲く時期で見分ける
梅、桃、桜は、
咲く時期が微妙に違います。
天候に左右されることもありますが、
一般的に梅→桃→桜の順番で咲いていきます。
(ただし、北海道は3種類ともほぼ同時!)
私の住んでいる日本のほぼ真ん中、
北陸の過疎の村では、
2月下旬くらいに梅が咲いて、
3月下旬くらいに桃が咲いたと思ったら、
すぐ桜が咲く・・・といった感じ。
暖かい沖縄だと、
この流れがひと月くらい早く来るようですね。
まるで春の到来を祝うかのように、
次々と咲いていく梅・桃・桜。
なんだか心までウキウキしてきちゃうわ!
・・・なんて言ってられないくらい、
息子の入学準備が忙しい!!!
スポンサーリンク
難易度<高> 幹で見分ける
梅、桃、桜は同じバラ科の植物ですが、
木の幹にも少し違いがあります。
花を見ずとも幹で分かるわ!という、
梅桃桜見分けマスターを目指すなら、幹にも注目!
★梅の幹の特徴
- ゴツゴツしている
- 湾曲している
★桃の幹の特徴
- 斑点模様がある
★桜の幹の特徴
- 横縞模様がある
花が咲く前の時期に、
幹だけで見分けられるようになったとしたら、
自然と対話するナ〇シカのようなイメージを持たれること間違いなし!
まとめ
春を彩る梅、桃、桜。
どれも似ているけど、
よ~く見てみると見分けがつくことが分かりましたね!
お花見の時に試してみるのもよし!
お花見うんちくとして誰かに語ってみるのもよし!
毛虫に注意しながら薄紅色を楽しんでみては?
※ちなみに、私自身は、
梅→神社とか築年数の高い家の敷地の一角にある
桃→ちょっと標高の高い知る人ぞ知るスポットにある
桜→道路沿いなど人目のつくところにガッツリ根付いている
という、独自の見分け基準を持っております。
この記事へのコメントはありません。