手足口病は、お子さんがかかる夏風邪のひとつです。
その名の通り、手、足、口に発疹ができてしまうのが厄介な病気です。
手足口病はくしゃみやせきでうつってしまうので、
保育園などの集団生活する場で度々流行します。
お子さんの体調もさることながら、
特に働くママが気になるであろう、
「手足口病にお子さんがかかってしまったときの登園の目安」
熱が下がって元気なら登園OK？
それとも、発疹が完全に消えたら登園できる？
手足口病にかかわる疑問を解決しましょう！
保育園児が手足口病にかかったときの、登園する目安とは？
学校保健安全法の第19条によると、
予防しなければならない感染症には第1種から3種まであります。
それらの感染症にかかった場合は、決められた期間が出席停止となり、
全てお医者さんの許可が出なければ、登園することはできません。
ところが！
手足口病に関しては第1種から第3種のどこにも属しておらず、
出席停止になる感染症ではないのです。
感染力が強く流行しやすいのになぜ？と思いますよね。
その理由は次の通り。
「ウイルスが身体の周りに潜んでいる期間が長すぎて、
その間ずーっとお休みするのは現実的でないから」
えーーーー！！まさかのそんな理由！？
しかしながら本当なのです。
手足口病の症状は5、6日程で軽快するのですが、
ウィルスは約1ヶ月もの間便の中に出続けます！
つまり、症状は治まったけど、
便の中のウィルスが完全になくなるまで約1ヶ月間かかるため、
その間出席停止にすることはちょっと・・・ということです。
そのため登園の目安は、
感染力がゼロじゃないけど、まぁまぁ弱くなってきた頃となります。
具体的には・・・
- 熱が治まって安定している
- 下痢をしていない
- 食事が普通に摂れるようになっている
- 水泡が乾いてきている
この4点をクリアしていれば、
感染力は弱まっていて、登園できるとされています。
（もちろん、体力が回復していることが前提！）
うちの息子（2歳）がかかったときは、
お医者さんからは、
「熱が下がっていつも通りに食べられるようになったら登園OKですよ～」
と言われました。
しかしながら、熱が下がって食欲が戻ってきた後も、
体中の発疹がなんとも水っぽく、
「この状態で登園したら、確実に他の保護者や先生からヒンシュク買うだろう・・・汗」
と思いました。
なので、（今後の人間関係を考え！！）
発疹がカサブタみたいに茶色っぽくなるまで、
お休みしていました。
大体4日くらいだったと思います。
それくらい余裕をもってお休みさせてあげると、
かかった本人もだいぶ楽そうになっていましたよ！
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診断書は必要？
手足口病は出席停止になる感染症ではないので、
必ずしも医師の診断書は必要ありません。
ただし、園によっては診断書を出すルールになっているところもあります。
確認してみて下さいね。
それよりなにより、
もう一度診察してもらい、登園してもいいかの許可をもらってからのほうが、
気持ち的に安心ですよね。
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まとめ
保育園児が手足口病にかかったときの登園の目安、
参考になりましたか？
本当の本当を言うと、
手足口病にかかったら約1か月間は患者さんからウイルスが出続けます。
しかしながら、
その間ずーっと保育園をお休みするのは現実的ではないとして、
「熱が治まって、下痢がなく、食欲が戻ったら」
という目安になっています。
仕事とのスケジュール調整が難しい親御さんもおられるでしょうが、
まずはお子さんの体調を第一に考えて、
ムリなく身体を休ませてあげましょう！
自分が子供だったとき、
体調を崩してしんどいときの親の存在はとっても心強かったのでは？
何が一番大切なのか、こんな時に気付かされますね！
そして、
仕事と子供の体調を天秤にかけなければならない、今の日本の現状が、
少しでも変わっていくのを祈るばかりです。
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きっと役に立ちます！
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