結納で目録をいただいたならば、
結納返しでも目録をお付けしましょう!
さて、その目録は
どうやって書くのでしょうか?
私のようにバツイチであれば、
もしかしたら、
もう一度書く機会はあるかもしれませんが、笑
大抵の女性は、
結納返しの目録を書くのは一生に一度!!
目録の書き方のポイントを
しっかり押さえたいですね!
分かりやすく解説していきます!
6つのポイントを押さえればバッチリ!
なんだか難しそうに感じる
結納返しの目録の書き方。
しかし、6つのポイントを押さえれば
誰でも簡単に書くことができます!
早速見ていきましょう!
ポイントその1 タイトル
「目録」という書き方でも構いません。
しかし、より縁起がいいものにするには
「茂久録」という当て字を使うといいでしょう!
(関西のほうではこの書き方をする場合が多いです。)
久しく茂る・・・
つまり、末永い幸せや、子孫繁栄の意味が
「茂久録」という字で表されます。
スポンサーリンク
ポイントその2 贈る品物を書こう!
次に、
結納返しで相手に贈る品物を書いていきます!
上の図のように、
品物名と個数を書いていくとより丁寧です。
ちなみに、結納返しの日に
間に合わない(もしくは持ってこれない)品物も
目録には書いておきます。
この例では、
のし、末広(扇子)、腕時計を
結納返しとして贈っているケースです。
お気づきの通り、ここでも
末広が「寿栄廣」
時計が「十慶」という
当て字になっていますね!
その他にも、
- 寿恵広(すえひろ)
- 登慶恵(とけい)
- 優美和(ゆびわ)
というような書き方もあります!
ただし、スーツやパソコンなどの場合は
無理やり漢字に当てはめると
「これ、なんて書いてあるの?」
ということになりますね。
そのまま「スーツ」もしくは「背広」
「パソコン」などというように
書いた方が無難です!
改造バイクで爆音を響かせながら
走っていく人たちをちょっと連想させますが、笑
(もしくは最近のお子さんの名前・・・)
細部にまでおめでたい雰囲気を出そうとする
昔の日本人の発想はおもしろいですね!
ポイントその3 「どうぞ、お納めください」
右之通幾久敷芽出度 御寿納被下度候也
みぎのとおり いくひさしく めでたく ごじゅのうくだされたく そうろうなり
と読みます。
「右に書いてある品を、どうぞお納めください」
という意味です。
決まり文句なので、
そのまま書き写してください。
ポイントその4 日付
具体的な日付は書き入れずに
○月吉日という書き方をします。
ポイントその5 お嫁さん側の名前
上の例では○○家としていますが、
お嫁さんのフルネームや、
お嫁さんのお父さんのフルネームを書くこともあります。
地域によって風習があるので、
経験した人に聞いてみるといいですね!
ポイントその6 旦那さん側の名前
お嫁さんの名前と同じく、
- △△家
- 旦那さんのフルネーム
- 旦那さんのお父さんのフルネーム
のいずれかを書きます。
お嫁さんの名前の書き方と合わせましょう!
結納返しの目録の書き方の
6つのポイントをご紹介しました。
まず最初に下書きをして、
地元の業者さんや
経験者の方にチェックをしてもらってから
本番用の用紙に書くと安心ですね!
スポンサーリンク
目録を書くときに注意することは?
目録を書くときには専用の用紙を使います。
結納返しの場合は和紙を使います。
市販されている「結納返しセット」を使うと
あらかじめ用意されているので便利ですね!
ちょっとこだわって、
オリジナルの目録を作りたい場合は
文房具店などで「奉書紙」を手に入れましょう!
縦39cm、横53cmが一般的なサイズです。
結納返しの場合は
奉書紙を2枚重ねて使います。
重ねた奉書紙を
下の図のように二つ折りにして、
折り目を下にした状態で書くのがルールです。
あ、ちなみに
下の紙はただのコピー用紙です。
折り方だけ参考にしてください!笑
墨と筆を使って書きましょう!
習字をされていた方は力を発揮するいい機会ですね。
そうでない方も
心を込めて丁寧に書いていけば、
ずっととっておきたくなる
記念の目録になることでしょう!
書き終わったら
左側が下になるように3つ折りして、
目録表紙(外包みとも言います)に入れて
水引をかければ完成です!
お疲れ様でした!
まとめ
今回は結納返しの目録の書き方について
お伝えしました。
時代とともに、
様々な結婚のスタイルが生まれてきました。
どのスタイルを選ぶかは
人それぞれですが、
昔からの習わしになぞらえると
厳かな雰囲気を感じられますね!
幸せの気持ちがこもった
結納返しの目録ができますように・・・。
私も、
もう一度そんな機会に恵まれるといいなぁ。笑
こちらの記事もあわせて読むと
役に立ちますよ。
この記事へのコメントはありません。