お腹が大きくなってきたママにとって、陣痛はいつ始まるのか!?は、とっても気になることですよね!
実は陣痛の始まりやすい時間帯には、統計データがあります!
これを知っておくと、陣痛に対する心構えができるかも!!
参考にしてみてくださいね。
それではどうぞ!
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陣痛が始まりやすいのは昼?夜?
ここからは、医療にかかわる機関がおこなった、「陣痛が始まった時間帯のデータ」をご紹介します!
午前1時から午前3時説
新潟県の看護大学が、2012年に発表した統計データです。
陣痛からお産が始まった妊婦236名と、先に破水してからお産が始まった妊婦77名、合計で313名のデータをまとめたところ、
「もしかしたら、これからお産が始まるかも・・・!!」
と感じた時間帯は、午後6時から午前6時ごろが多いという結果になりました。
その中でも、陣痛が始まった時間は、午前1時から午前3時が一番多いということが分かりました。
下の文は、その資料の一部を抜粋したものです。
自然陣痛発来数および前期破水発来数は,ともに夜間帯(午後 6 時から午前 6 時まで)に多く,統計学的に有意な差を認めた.
月齢と前期破水の頻度を比較した 研究においても、前期破水の発生時刻は 22 時から 6 時までの夜間帯に多いことが報告されている.
陣痛開始時刻および分娩時刻を検討した研究においても,陣痛開始時刻で最も多かったのは 3 時,次いで 1 時であり,1 時から 3 時の間に多かった.
※新潟県立看護大学
「自然現象が分娩開始に及ぼす影響」より抜粋
午前3時から午前5時説
次にご紹介するのは、島根県の看護大学が2003年に発表した統計データです。
陣痛からお産が始まった早産ではない妊婦264名のデータをまとめたところ、午前3時から午前5時の間に陣痛が始まったケースが一番多いということが分かりました。
下は、その資料の抜粋です。
陣痛発来時刻は正産期では、午前3時から午前5時にピークを示した。
また、日の出、日の入りは、日々刻々と変化しているが、一年を通じては、昼と夜の時間はほぼ同じである。
従って昼夜別における陣痛発来の時期は、検定の結果、夜間に有意を示した。
※島根県立看護短期大学
「陣痛発来と気象・環境サイクルとの関連」より抜粋
どうやら統計的に見ると、正産期(妊娠37週0日から41週6日)の妊婦さんは、午前1時ごろから午前5時ごろまでの夜中から明け方の時間帯に、陣痛が始まるケースが多いようですね!
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私はこの時間に陣痛が始まった!2児ママ筆者の体験記
私は2児の男の子の母親です。
ご参考までに、2人のお産の始まりについて思い起こしてみます!
1人目 長男編
長男は、陣痛より先に、破水からお産が始まりました。出産予定日のちょうど一週間前でした。
破水したのは午前2時ごろ。
トイレで用を足しているときに、何かが違う「水」が出ていることに気付きました。
ただ、その「水」は量がほんの少ーしだったので、まさか破水とは思わず、そのまま朝まで寝ました。(破水と言うともっとドラマみたいなバシャ―ッというのを想像していた・・・)
朝に、また「水」が出ていることに気付き、ようやく「これはもしかして破水か!!」と思い、産婦人科へ直行。そのまま入院しました。
陣痛がなかなか始まらず、陣痛誘発剤を点滴しました。
陣痛が始まったのは、なんと入院してから1日後!
お産の始まり自体は破水した夜中でしたが、陣痛が始まったのは次の日の明け方という、なんともタイムラグのある陣痛の始まり方でした。
2人目 次男編
2人目の次男は、陣痛からお産が始まりました。出産予定日より6日前の夜中のことです。
陣痛に気付いたのは、午前1時ごろでした。
痛みの感じ方は人それぞれでしょうが、私の場合は、下腹がキューっと絞られるような感じの痛みでした。
臨月に入ると、いつも午前1時ごろにはお腹の張りを感じていましたが、この日はなんか違いました。
明らかに、規則的に痛みが来る・・・!
というわけで、産婦人科に行き、出産となったのです。
私の場合は、自然に陣痛が来たのは次男のとき。この時は確かに、夜中に陣痛を感じ始めていましたね。
とは言え、お産は十人十色なのでいつ始まるかは人それぞれ。
夜中(午前1時ごろから午前5時ごろ)に始まるケースが多いんだ・・・
ということは、頭の片隅に置いておく程度にして、自分の、そして赤ちゃんの日々の変化に気を配ってくださいね!
夜中に陣痛が始まる!ということを想定して、入院準備をしたり、家族や産婦人科との連絡方法を練っておくと、慌てずに済むかもしれませんね!
まとめ
命の神秘、出産!!
その始まりである、陣痛を待つのは、不安と期待が入り混じって何とも言えない気持ちですよね!
ある説によると、陣痛が夜中に始まる理由として、大昔の人間が持っていた性質がかかわっていると言われています。
それは、
「獣などの外敵から子孫を守るために、外敵が寝静まる、安全な夜に陣痛が始まり、朝までに子供を産み終える」
というもの。
その性質の名残が、今もあるのかもしれませんね。
最後におさらいですが、統計データを見ると、
どうやら午前1時ごろから午前5時ごろまでが、もしかしたら陣痛が来るかも・・・!?という可能性の高い時間帯のようです。(ただし!全員が当てはまることではありませんのでご注意を!)
赤ちゃんの誕生を、待ちわびている妊婦さん。
そのすべての人の出産が無事で、素晴らしいものでありますように・・・!
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