厚生年金と国民年金の受取額の違いから、生き方を考える!

この記事は4分で読めます

年金と老夫婦

未だにコレだ!!

という解決策が見つからない年金問題。
将来一体どうなるのでしょうか?

 

 

年金については、

その計算方法の複雑さから
一体今はいくらもらえるのか、

よく分からないですよね!

 

今回は、

厚生年金と国民年金の

平均の受取額データを見ながら、

 

これから先の生き方について

考察していきたいと思います!!

 

 

厚生年金と国民年金の仕組みをおさらい

 

まずは主な年金である

厚生年金と国民年金について、
その仕組みをおさらいしましょう!

 

日本の年金制度は図のように

2階建てになっています。

 

その1階の部分が国民年金(基礎年金)
2階の部分が厚生年金です。

 

年金の仕組みの図

http://allabout.co.jp/gm/gc/12085/より引用

 

 

国民年金は原則として、
日本国内に住所がある

20歳以上60歳未満の人が
強制加入する仕組みです。

 

25年以上の加入で、

65歳からの老齢年金を受け取る資格を得ます。

 

主に、自営業者や

20歳以上の学生が加入しています。

 

 

 

一方、厚生年金は

国民年金の上乗せとして、

 

会社員などが

所属する会社と掛け金を折半して

納める年金です。

 

1か月以上の加入で、

65歳から国民年金に上乗せして

老齢厚生年金を受け取れます。

 

ただし、

国民年金の加入期間が

25年に満たない場合は

受け取ることができません。

 

 

これらから、

きちんと受給資格を満たしていれば、
厚生年金のほうが国民年金よりも

受取額が多いことが予想できますね!

 

 

それでは、

受取額には

一体どれだけの差が出るのでしょうか!?

 

 

 


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厚生年金と国民年金の平均受取額

 

年金は頻繁に制度の改正があるため、
掛け金や受取額が変動します。

 

そのため、

遠い将来の年金額を予想するのは難しいですが、

ここ最近のデータを見ながら

考えをめぐらすことはできます!

 

 

 

年金の受取額、ひと月の平均データ(単位:円)

 国民年金厚生年金
平成21年度54,320 (48,992)156,692
平成22年度54,596 (49,371)153,344
平成23年度54,682 (49,632)152,396
平成24年度54,856 (49,987)151,374
平成25年度54,622 (49,958)148,409

※()内は厚生年金を受け取っていない、

国民年金のみを受給している人の平均額

 

 

これを見ると、

国民年金よりも厚生年金の方が
約3倍も多く受け取っていることが分かります。

 

 

もちろん、厚生年金の方が

国民年金よりも掛け金が高いので
年金額も当然多いのですが、

 

会社と折半しているということと、

給料から天引きされていることを考えると

負担感よりも

お得感の方が強いかもしれません。

 

 

自営業よりも

会社員の方が安定しているのでしょうか!?

 

 

 


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自営業と会社員のメリット・デメリット

 

国民年金の受取額の少なさから、

一見不利に見える自営業。

 

しかし、自営業には

次のようなメリットがあります!

 

  • 稼ぐ額に上限がない
  • 定年がない
  • 時間の制約が会社員に比べて少ない
  • 条件次第ではいろんなものが経費扱いにでき、節税できる
    (私の元ダンナが自営業者で、

    税理士と相談していろいろ経費扱いしてました。
    もちろん、合法的に)

 

 

会社員に比べて、

自営業は稼ぐ額や働く時期などに

自由がありますね!

 

その気になれば、数年で集中して稼ぎ、

早期リタイアして悠々自適の生活・・・
なんてことも実現可能です。

 

 

ここまでくると、

もはや年金が少ないことで

悩まないでしょうね。笑

 

早期リタイア

 

ただし、

自営業者のデメリットは後ろ盾がない事!

全部自己責任なので、

「管理する力」が問われますね!!

 

 

 

一方会社員であることのメリットは

 

  • 毎月安定して収入がある
  • 年金や健康保険の補償内容が手厚い
  • ある程度の失敗なら会社が守ってくれる

 

などが挙げられます。

 

まぁなんて

安定した言葉の響きなんでしょう。「会社員」

 

多くの人の働くというイメージは

この「会社員」なのではないでしょうか?

 

会社員

 

しかし、

最近の企業の経営状況などを

観察してみると

 

ソニー、パイオニア、パナソニック、白元など
有名な大企業が、

次々と経営が破たんしたり

厳しくなったりしています。

 

 

東電をはじめとする、電力会社も

社員の給料が大幅カットされていますね!

 

(私の地元、福井県の電力会社に勤める知人も、

ボーナスが一銭も出ないと嘆いていました・・・)

 

 

かつてのように、

たとえ会社員であっても一生安定ではない

ということを時代の流れが示しています。

 

会社の倒産や退職で、

安定した収入が一気になくなってしまうのが
会社員のデメリットですね!!

 

 

 

自営業と会社員、

どちらもそれぞれ不安要素があります。

 

それを補う位置づけとして

(特に老いてからの生活で)

年金があるわけですが、

さぁ、そろそろ声を大にして言いましょう!!

 

 

年金、すっくねーーーーーー!!!!

 

(しかも、年金には所得税もかかる!

 

 

 

老後を豊かにするために何をするべきか!?

 

収入がなくなった時点で

コロッと死んでしまえるシステムがあったら
どんなに楽な事でしょう・・・!笑

 

しかし、おいしい食べ物と

清潔な環境に囲まれてしまった私たち日本人!!

なかなかそうはいきません。

 

 

これから充実した生き方をするために、

一体何ができるでしょうか!?

 

老夫婦

 

これはもう一言に尽きると思います!!
それは、

「自己防衛」です!!

 

 

「年金暮らし」というワードは

きれいさっぱり忘れましょう!

 

おそらく近い将来

この言葉はなくなると思います。

 

なぜなら、

老後を豊かに暮らすには、

夫婦で月37万円が必要というデータがあるからです。
((財)生命保険文化センターが発表)

 

 

60歳から85歳までで計算すると、

1億1100万円です!!

年金一本を頼りにしていては、まず無理です。

 

 

 

私の考えとしては、
「収入の道を複数作っておく」というのが

一番安心な気がします。

 

こっちが倒れても、

こっちの道があるから大丈夫!!
と言えた方が安心ですよね!!

 

  • 副業を始める
  • 投資を始める

    (アメリカでは、預貯金より

    投資で資産を確保するのがスタンダードです)

 

 

いろいろ方法はあると思います。

 

これからの日本人は、

お金を得るという事に対して
もっとアグレッシブな姿勢

必要かもしれませんね!!

 

 

年金に頼らない生き方、
私も知恵を絞って

実現させたいと思います!

 

これを読んでいるあなたも、

ぜひ考えてみて下さいね!

 

 

<追記>

働く大人に役に立つ!

記事まとめページを作りました!

良かったら参考にしてくださいね。

→会社員なら知っておきたい!マネーとマナーの知識まとめ

 

 

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