大人にうつるとどうなる?手足口病の症状と対策

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発熱

流行する夏風邪の1つとして知られる手足口病。

保育園などの、幼児が集まる場所で集団感染した!

なんてニュースをたまに目にしますよね。

 

子供はいろんな病気にかかって大変だ~と

他人ごとに思っていませんか?

 

実はここ最近、

大人にもうつり、その症状がツラい!と話題になっています。

(事実、私の知人 29歳がうつりました・・・)

 

手足口病の症状で、大人と子供とでは何か違いはあるのでしょうか。

知人談を含めて詳しくご紹介していきましょう。

 

 

手足口病はなぜ大人にうつる?理由と感染経路

 

ウイルス

 

手足口病の感染経路は、主に次の3つ。

 

  • 咳やくしゃみからよる飛沫感染
  • ウィルスのついたものを介する接触感染
  • 糞口感染

 

飛沫感染と接触感染はなんとなくイメージできますね!

手足口病患者の「ぶえーっくしゅ!!」「ごほごほっ!!」の間近にいると、

うつるということです。

 

これらは、マスクや手洗いである程度の予防は可能でしょう。

ちなみに私の知人は、

手足口病が治りかけの私の息子(2歳)に、

自分が使っている箸でおかずをあげたことによりうつりました!

 

日頃の疲れなどで免疫力の弱った大人は、

このレベルで感染してしまいます。

免疫力って大切!!

 

 

もう1つの感染経路として挙げられるのが糞口感染です。

これはどういうことかというと、

手足口病にかかる患者の9割は5歳以下の幼児なわけです。

 

手足口病のウイルスは、

感染してからひと月ほどは便から出続けるという特徴があります。

 

・・・ということは、

子供のオムツ交換した後、

手指の洗浄が不十分な状態で料理や食事をしてしまったとしたなら、

その食品などを介して感染してしまいます。

 

よもや、うんちオムツを取り換えて、

全然手を洗わない人はいないと思いますが、

手足口病のお子さんのオムツを触る際には、

いつも以上に徹底した手洗いが必要だということですね!

 

 

 


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子供の症状と大人の症状、どう違う?

 

さて、ここからは

手足口病の症状を子供と大人とに分けてご説明します。

 

 

子供がかかったときの主な症状

 

手足口病

 

子供が手足口病に感染した場合、

まずは喉の痛みがはじまります。

 

そして、一番の特徴が口の中に白い水疱ができること!

うちの息子はのどちんこ周りにブツブツとできていました。

 

口の中の水疱はとにかく痛い場合が多いです。

ピーク時は飲み物や食べ物を摂ることが難しいようで、

(確実にいやがります!)

 

脱水症状にならないように、

甘めのスポーツドリンクをこまめに飲ませるなどして

気を付けなければなりません。

 

熱は高熱が出ることはあまりなく、

38℃以下の微熱である場合が多いです。(ただし、個人差アリ!)

 

 

そうこうしているうちに、今度は手足に水泡があらわれます。

手の甲、足の裏、指の間、

範囲が広いとふくらはぎや太ももまで、

腕なら肘のあたりまでブツブツができてきます。

 

水泡は光沢があり、

2、3㎜程度にまで大きくなります。

 

小児科にかかると思いますが、

特効薬は出されません。

というか、特効薬は存在しないようです。

 

場合によって、症状を和らげる薬を飲んだりしながら

自然治癒を待つことになります。

 

 

 

大人ではどんな症状が出る?

 

高熱

 

手足口病の症状は熱が出ても,

38℃以下の微熱ですむことがほとんどですが、

これは子供の場合です。

 

大人が感染してしまうと40℃近い高熱が続き、

口内や手足、指先に発疹が広がって強い痛みや痒みを伴います。

しばらくして爪が剥がれてしまうこともあるようです。

 

また頭痛や筋肉痛、悪寒の症状も出てくるので、

発疹を除けばインフルエンザのような症状にも似ています。

 

ちなみに私の知人の場合は、

38℃以上の熱が3日ほど続きました。

 

口の中の水泡は痛くて唾を飲み込むのも苦しい・・・。

脚全体、腕全体に細かい発疹が広がり、

かゆくて寝られない・・・

状態だったそうです。

 

 

これらの症状から分かるように、

大人が手足口病に感染してしまうと、

本当にツラいのです・・・!

 

 

 

 


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とは言っても仕事とかあるし!治療法は?

 

薬

 

前の章でも触れましたが、

手足口病そのものを治す特効薬はなく、

辛い症状を緩和する対症療法が主な治療法になります。

 

高熱が出たら解熱剤、

頭痛があれば鎮痛剤、

皮膚の痒みや痛みの症状があれば抗炎症薬というように、

症状を緩和させながら自然治癒を待つのみです。

 

 

不快な発疹には、

抗ヒスタミン剤が処方されることが多いです。

 

皮膚の炎症を抑える薬として知られているステロイド剤は、

手足口病の場合は使いません。

かえって症状が悪化してしまうのだとか。

 

口の中の水疱による痛みには、

軽い場合にはイソジンうがい薬、

辛い場合には口内炎治療薬が処方されます。

 

このように、仕事などでスケジュールが詰まっている大人でも、

ゆっくりと自然治癒を待つほかありません。

 

ブツブツ出てるでしょうし、

他のお疲れの大人にうつしてしまう可能性もあるので、

大人しく自宅で寝て過ごしましょう。

 

 

 

まとめ

 

手洗い

 

ここまでで十分お分かりの通り、

手足口病は子供だけの病気と油断してはいけません。

 

感染する割合は低いとはいえ、

大人がかかったときの方が重症化しやすいのが事実。

 

家族やまわりで手足口病にかかった人がいたら、

まずは基本の手洗いうがいをいつもより念入りに!!

(糞口感染のことを考えると、

ひと月くらいは注意したいですね!)

 

そして何より、

日頃から病気に強い身体づくりをしておくのが一番の予防法ですね!

 

免疫力アップには、

こちらの記事が役に立ちます!

 

→しんどい思いはもうこりごり!病気になりにくい身体をつくる!今すぐできる習慣まとめ

 

 

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